第18回日仏原子力専門家会合(N-20)を開催


 当協会は、10月18、19日の2日間、東京にて「第18回日仏原子力専門家会合(N-20)」を開催いたしました。

 N-20会合は、日仏両国の原子力関係者が、原子力開発計画、その背景となる基本方針、また当面する諸問題について意見や情報を交換することにより、双方の相互理解と協力を促進し、ひいては世界の原子力平和利用開発の円滑な推進に寄与することを目的として、1991年以来、ほぼ年1回のペースで、日本とフランスで交互に開催しているものです。

 第18回となる今回の会合では、フランスからはベルナール・ビゴ原子力・代替エネルギー庁長官、日本からは服部拓也原産協会理事長をはじめとする約25名が参加し、福島第一原子力発電所の事故を受け、そこから導かれる教訓を共有し、今後世界の原子力発電の安全性を高めるため、率直な議論を行いました。

 N-20会合は非公開ですが、議論の成果を共同声明にまとめ、以下の点について協力していくことを確認しました。

  •  福島事故の教訓の共有と活用
  •  既設原子力発電所の安全対策高度化
  •  エネルギー政策における原子力の役割の評価
  •  国際的な原子力安全の向上

共同声明(英文、仮訳)はこちら
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