ロシア国際フォーラム「ATOMEXPO−2009」参加訪ロ団派遣報告


平成21年6月
日本原子力産業協会
 国際部

 当協会は、昨年に引き続き、協力関係を有するロシア国営企業「ロスアトム」より招待を受け、モスクワ市で5月26日〜28日に開催された、国際フォーラム「ATOMEXPO−2009」(主催:ロスアトム、運営組織:アトムエクスポ社)へ、当協会の服部理事長を団長とし、メーカー、商社からなる参加団を派遣しました。なお、服部理事長は、会議初日の全体会議で、「原子力ルネッサンスの実現 - 産業界の役割」と題する講演をしました。

 参加団は、モスクワでロスアトムやアトムエネルゴプロム、その傘下企業の幹部と意見交換をするとともに、サンクトペテルブルグ近郊のパワーマシンズ社のタービン・発電機製造工場を視察しました。同社の製品は世界で稼動する発電機器のシェア10%を占めています。

 このロシア訪問により、ロシアの最近の原子力の開発の現状と展望を把握でき、日ロ原子力協定締結を機会に実質的なビジネス関係構築に向けた協力を推進していきます。

服部団長の発表風景5月26日 服部団長の発表風景
展示会会場にて
ソビャーニン副首相(左)と
キリエンコ・ロスアトム総裁
キリエンコ総裁招待
レセプション会場にて
同総裁と談笑する服部団長夫妻
シェドロビツキー
ロスアトム副総裁との懇談
コマロフ アトムエネルゴプロム
執行社長と傘下企業幹部との懇談
日本との交流促進が提案された。
左右 ロスアトムの展示ブース
シーメンスの展示ブース
カザトムプロムの展示ブース
中国核工業集団公司の展示ブース
アルストム−アトムエネルゴマシュ
(露仏合弁企業)の展示ブース

お問い合わせは、国際部(03−6812−7109)まで