日本原子力産業協会は「第４０回原産年次大会」を平成１９年４月に青森県で開催することといたしましたのでお知らせいたします。

　今日の世界のエネルギー事情や地球環境問題に鑑みると、原子力発電の利用を進めるとともにウラン資源の有効利用をはかることが、今後ますます重要となってきています。特に、資源の乏しいわが国においては、資源の輸入依存度を大きく低減させる燃料サイクルの確立は急務といえます。中でも、燃料サイクル事業の要となる再処理については、平成１９年夏に六ヶ所再処理工場の本格操業を控えており、あらためて原子力産業界は、燃料サイクル完結に向け、強い決意でその推進に取り組むことが必要です。
　このような状況を踏まえ、第４０回大会は、原子力発電所および燃料サイクル施設が立地し、わが国の原子力にとり重要な役割を果たしている青森県において、開催することとし、諸準備を進めます。
　年次大会が、青森県の方々と原子力関係者等との信頼感の醸成と相互理解の促進に資するものとなることを念頭におき、今後、準備委員会を設置した上で内容の検討を進めてまいります。
　また、原子力開発利用には国際協力が不可欠であり、本大会においても国際的な連携のあり方について取り上げることが重要との認識から、来年創設５０周年を迎える国際原子力機関（ＩＡＥＡ）との連携を念頭に、大会の企画・運営を検討してまいります。

　会　期：平成１９年４月９日(月)〜１２日(木)　４日間

　会　場：ホテル青森 ３Ｆ ｢孔雀の間｣
　　　　　　〒030-0812 青森県青森市堤町１−１−２３
　　　　　　　ＴＥＬ ０１７７−７５−４１４１

　本件連絡先：(社)日本原子力産業協会 政策本部　木下・加藤
　　　　　　　　〒105-8605 東京都港区新橋２−１−３ 新橋富士ビル５Ｆ
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