アジア・太平洋地域原子力人材育成国際会議に参加10月28日〜10月30日に原子力機構(JAEA)主催の「アジア・太平洋地域原子力人材育成国際会議」(International Conference on Nuclear Human Resource Development in Asia and Pacific)がジャカルタ(インドネシア)で開催され、当協会職員の上田が参加・発表しました。本会議は、これまでタイ、マレーシア、ベトナムでされており、今回はインドネシアの原子力研究機関であるBATANとの共同開催でした。 本年は、「-Utilizing the HRD Networks-」というテーマのもと、主にアジア・太平洋地域の国々(IAEA(ロシア)、日本、韓国、ベトナム、ENEN(スペイン)、タイ、インドネシア、中国、モンゴル、カザフスタン、フィリピン、マレーシア、トルコ、米国)から人材育成関係者を中心に約60名が集まり、情報共有・意見交換を行いました。 開催式では、JAEA上塚理事ならびにインドネシア側主催機関のBATANのFalconi Margono Sutarto理事から、原子力人材育成におけるネットワーク活動の重要性、本会議を関係者間での人材育成に係る情報共有や見識を深める機会にしていただきたい旨の挨拶がありました。 その後のセッションでは、各機関・各国の人材育成プログラムやネットワーク活動の紹介が行われました。当協会の上田は、原子力産業セミナー、大学連携SNS、世界原子力大学・夏季研修派遣支援活動等について紹介しました。アジア・太平洋地域では、様々な規模、機能、手段を有した人材育成ネットワークが形成されており(つつあり)、これらネットワーク内での活動強化とネットワーク間での相互連携・協力が今後の課題という認識が共有されました。また、IAEAがE-learningや統合データベースを活用した人材育成手法の開発を積極的に進めているのが印象的でした。
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