[第34回原産年次大会] 概要報告 植樹際 |
【植 樹 祭】 第34回原産年次大会を青森で開催するに当たり、木村守男青森県知事の提案により、青森県が世界に誇る縄文時代の大規模遺跡である三内丸山遺跡において、オオヤマザクラの記念植樹を行った。 木村知事は、すでに全国的に有名になっている弘前城の桜のみならず、青森県全体をソメイヨシノ、オオヤマザクラ、八重桜と一連の桜が長期間咲き誇る県にしたいとの構想をもっており、この構想の一環として、同植樹祭をきっかけにしたいとの考えを示された。 記念植樹祭は、年次大会のテクニカルツアーのうちの「竜飛ウィンドパーク・三内丸山遺跡」コースの実施に伴い、大会に参加する国内外の要人に記念植樹をお願いしたもので、木村知事を含め次ぎの方々14名が、それぞれ分かれて6本のオオヤマザクラの苗木を植樹した。
まず植樹祭では、三内丸山遺跡内にある体験学習館で木村知事があいさつし、専門家が三内丸山遺跡の概要を説明した。その後、参加者は遺跡から出土した土器、土偶、道具などを展示している展示室を回覧、屋外の遺跡を見学し、「大人の墓」の近傍で植樹を行った。 三内丸山遺跡は、江戸時代から知られていた遺跡で、エジプトなど世界4大文明とほぼ同時期の縄文時代前期から中期(約5,500年前〜4,000年前)の大集落跡などが発見され、一部が復元されている。 |