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福島第一、サブドレン浄化設備の性能確認資源エネルギー庁は8月28日、福島第一原子力発電所廃止措置の進捗状況を公表した。 建屋周辺の井戸からくみ上げた地下水を浄化するサブドレン浄化設備については、性能確認試験が20日に行われ、簡易分析によりセシウム134、137、全ベータ放射能が検出限界未満まで浄化でき、地下水バイパスで設定した運用目標を満たすことが確認されたことから、9月より、浄化設備の安定稼働確認に向けた系統運転試験に移るとしている。浄化した地下水はタンクに一時貯留し、水質分析した後、関係者の理解を得た上で排水される運びだ。 また、増設多核種除去設備は、27日に原子力規制委員会より実施計画の認可を受け、9月中より順次、高濃度汚染水を用いた試験運転を開始する予定となっている。 この他、1〜4号機を取り囲む凍土遮水壁は、凍結管を設置する穴の掘削工事が27日時点で約17%完了、7月より機材点検のため中断されていた4号機使用済み燃料プールからの燃料取り出しは、9月4日頃より再開予定となっている。 お問い合わせは、政策・コミュニケーション部(03-6812-7103)まで |