NEI/原産セミナー

NEI 運転実績大幅改善と規制改革に向けたイニシアティブ
       
米国原子力産業界に学ぶ
JAIF
平成15年8月29日(金) 9:30〜16:00 ■虎ノ門パストラル本館1F「葵」
米原子力エネルギー協会(NEI)  (社)日本原子力産業会議 共催

 地球環境やエネルギー・セキュリティーが問題となるにつれて、原子力は、持続可能な社会にとって有益な技術として、より評価されるようになっています。現在、米国の原子力発電所は、これまでの中でも高いレベルの運転実績を誇っており、米国における原子力発電に対する一般的な見方は、以前より肯定的になっています。
 その一方、日本の原子力産業界は、一連の事故や不祥事のために難しい局面を迎えており、安全文化が問題となっています。原子力発電の長期的将来は、運転の安全性と経済性にかかっています。透明性ならびに一般市民を含むすべての関係者との効果的な関係が、より良い原子力のPAにとって急務となっています。
 その理解のもと、米原子力エネルギー協会(NEI)と日本原子力産業会議(JAIF)は、平成15年8月29日に東京においてセミナーを共催することとなりました。このセミナーは、米国の原子力発電における実績改善の裏にある産業界の具体的な努力を説明し、市民および政府の原子力に対する評価改善の背後にある要因について紹介することを目的としております。これらの要因とその結果もたらされた教訓を参考とすることによって、日本の原子力産業界にとって、プラント実績を改善し国民の信頼を回復するための一助となることを確信しております。


日  時 平成15年8月29日(金) 9:30〜16:00
会  場 虎ノ門パストラル 本館1F「葵」
〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-1 TEL.03-3432-7261
地図

通  訳 日英同時通訳付き
定  員 250名(先着)
参加費 会員 25,000円 会員外 30,000円(資料代含む)
申込締切 平成15年8月15日(金)
※なお、8月15日以降のキャンセルにつきましては、ご返金致しかねますので予めご了承下さい。
  ただし、代理の方のご出席は可能です。


お支払方法

こちらの申込用紙(PDF)をプリントアウトし、必要事項をご記入の上、
FAXにて事務局までお送りください。 
FAX番号:03-5777-0760
お申込方法

8月末までに、申込用紙に記載されている銀行にお振りこみ下さい。
なお、請求書が必要な場合は申込用紙にチェックして下さい。

お問合せ先

(社)日本原子力産業会議 政策企画本部 和田
TEL:03-5777-0751 FAX:03-5777-0760 E-mail:yuko@jaif.or.jp




プログラム
9:30-9:45 開会挨拶
9:45-10:35 議題1: 米国原子力産業団体の発展と連携
●講演者Angie Howard(NEI上級副理事長)

このセッションでは、INPOやEPRIのような、他の米国原子力産業団体と連携したNEIの活動を概観し、どのように相互に関係しているか説明します。また運転の優秀性を高めるための努力におけるWANOとINPOの役割を概説します。

10:35-11:25 議題2: TMI後の米国原子力規制の変遷
●講演者 Tony Pietrangelo(NEIリスク規制担当上級部長)

このセッションでは、米国原子力規制体系の変遷の歴史を始めとして、効果的な規制体系がいかにより良い原子力への信頼に結び付け得るかを論証します。また、現在の原子炉管理プロセス、規制プロセス、そしてこれからの課題も扱います。

11:25-11:40 コーヒーブレイク
11:40-12:30 議題3: 規制改革に向けた産業界イニシアティブ
●講演者 Tony Pietrangelo

このセッションでは、米国原子力産業界がどのようにNRCと効果的に連携してきたかを説明し、効果的で信頼できる規制を担保するための条件を提示します。また、効果的な規制変化のために必要なものは何かを検証します。

12:30-14:00 休憩
14:00-14:50 議題4: 安全文化のための産業界イニシアティブ
●講演者 Alex Marion(NEI技術工学担当部長)

このセッションでは、発電所の安全と運転実績を改善することにおける米国原子力産業界の努力とそのプロセスを概説します。また、具体例として米国で実施されている発電所における安全を意識した作業環境と総合資機材管理プログラムを紹介します。
14:50-15:40 議題5: マスコミ・市民・産業界とのコミュニケーション
●講演者 Steve Kerekes(NEIメディア広報窓口担当部長)

このセッションでは、効果的なPAおよび積極的なマスコミ対応を展開するNEIの方策を説明します。また、米国原子力産業界が各自、PA改善のために採用している様々な方法を具体的に紹介します。
15:40-16:00 総括議論
16:00 閉会




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