平成17年2月24日
(社)日本原子力産業会議
放射線利用研究会セミナー
「知られざる放射線利用の現状」
第20回(平成16年度)放射線利用研究会 報告会開催のご案内
当会議ではアイソトープ・放射線利用分野の研究者、技術者の調査研究、情報交換の場として、放射線利用研究会(会長:田畑米穂・東京大学名誉教授)を設置し、現在3グループ(計測・情報利用、医学利用、照射利用)に分かれ、それぞれの研究テーマに従い積極的な活動を行っております。
このたび平成16年度のしめくくりとして、来る3月22日(火)「知られざる放射線利用の現状」をテーマに「放射線利用研究会セミナー(平成16年度報告会)」として下記プログラムのとおり開催することとなりました。本セミナーでは、各グループの1年間の研究成果報告を行うとともに、鬼柳善明氏(北海道大学)より「中性子によるマテリアル解析の特長と産業応用を目指したパルス中性子透過法の開発」、棚田修二氏(放射線医学総合研究所)より「分子イメージングの現状と将来展望」、市川恒樹氏(北海道大学)より「放射線を用いた電子材料開発」と題しての特別講演を賜わる予定にしております。
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1.日 時:平成17年3月22日(火)9:50〜17:10
2.場 所:日本原子力産業会議 第1、2会議室
東京都港区芝大門1-2-13 第一丁子家ビル7階 TEL 03-5777-0750
3.プログラム
開会挨拶 9:50〜10:00
田畑米穂氏 放射線利用研究会 会長
特別講演1.10:00〜11:00
「中性子によるマテリアル解析の特長と産業応用を目指したパルス中性子透過法の開発」
鬼柳 善明氏(北海道大学 教授) |
計測・情報利用グループ報告 11:00〜12:00
座長 石川 勇氏 ((財)高度情報科学技術研究機構)
- 概要報告
- 講演「全方向性ガンマ線検出器の開発‐新しいモニタリングポスト、サーベイメーターの提案」
- 白川 芳幸 氏(放射線医学研究所 主任研究員)
- 講演「テルル化カドミウム検出器の現状(仮題)」
- 内藤 晋 氏((株)東芝)
<昼休み 12:00〜13:00>
特別講演2.13:00〜14:00
「分子イメージングの現状と将来展望」
棚田 修二氏(放射線医学総合研究所) |
医学利用グループ報告 14:00〜15:00
座長 遠藤 真広氏 (放射線医学総合研究所)
- 概要報告
- 講演「放射光の医学利用への可能性」
- 取越 正巳 氏(放射線医学総合研究所)
- 講演「IVUS elastography-冠動脈不安定プラークの評価」
- 椎名 毅 氏(筑波大学 教授)
<休 憩 10分>
照射利用グループ報告 15:10〜16:10
座長 勝村 庸介氏(東京大学)
- 概要報告 (所属)
- 講演「電子線を利用したハイドロゲル創傷被覆材(ビューゲル)の開発」
- 磯部 一樹 氏(ニチバン(株))
- 講演「放射線グラフト重合技術の企業化にむけた大学の取り組み」
- 斎藤 恭一 氏(千葉大学 教授)
特別講演3.16:10〜17:10
「放射線を用いた電子材料開発」
市川 恒樹氏(北海道大学 教授) |
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参加要領
・参 加 費: | 放射線利用研究会 会員 | 無料 |
| 日本原子力産業会議 会員会社からの参加者 | 5,000円 |
| 日本原子力産業会議 会員外からの参加者 | 10,000円 |
| 学 生 | 3,000円 |
| | (消費税込、予稿集代含む) |
・申込締切:平成17年3月15日(火)
・申込手続: | 申込書 に必要事項をご記入の上、FAX、E-mailまたは郵送にて下記申込先までご送付下さい。なお、参加費の払い戻しは致しませんので、申し込まれた方が万一都合悪い場合、代理の方がご出席下さい。 |
・申 込 先:(社)日本原子力産業会議・計画推進本部 第3グループ 三田 〒105-8605 港区芝大門1-2-13 第一丁子家ビル5階 TEL:03-5777-0752 FAX:03-5777-0760 E-mail:mita@jaif.or.jp
以 上
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