「量子放射線利用普及連絡協議会」第19回会合を開催当協会は6月5日、都内で「量子放射線利用普及連絡協議会」第19回会合を開催し、毎日新聞社 生活報道部 編集委員 小島 正美 氏から「メディアバイアスを読み解く」について、(独)放射線医学総合研究所分子イメージング研究センター 分子神経イメージング研究プログラム 脳病態チーム 研究員の島田 斉氏から「分子イメージングが切り拓く認知症診療の最前線」について、ご講演いただきました。 小島氏は、自身も以前はダイオキシンのリスクを過剰に報道していた側であったことから、今、このようなメディアの問題点について話をされているとのこと。メディアによる報道がどうしてゆがむ等について、以下の6つのポイントからお話いただいた。
(1) なぜ、「メディアのメディア」が必要か 島田氏は、認知症の診断をする臨床医。「先生、認知症を治してよ!」という声に応えたいと思い、より良い「認知症」の治療法の開発に携わることとなった。現在の認知症の治療は、「認知症」とひとくくりにして治療を行っているが、「認知症」にも一人ひとり違った症状がある。分子イメージングにより脳の中の病理を見て、認知症の個別治療、根本治療、予防へつなげることが、遠い将来ではなく5〜10年後の近い将来に可能となることを展望しているとのお話をいただいた。 詳しくは、以下をご覧ください。 以上
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