| 内容 | 説明 |
1 | 現地で使える私用メールアドレスを作る | 職場の公用アドレス自体が問題ではなく、現地での他の仲間、関係者との交信に支障のあることを過去に経験したからです。 私自身の場合、Web経由で原産メールにアクセスすると「全員返信」が出来ない環境でした。 |
2 |
自分の趣味、特技を英語で説明
| 話題を豊かにし、「面白い人間」と思わせると絆が強くなる。武道でも芸術でも良い。共通の趣味を持つ仲間が必ず居る。 |
3 |
最近の日本社会、原子力界の動きについての自分の考えを持つ
| 例えば東北関東大地震、福島の事故です。これは全世界の問題であり関心事です。夏季研修ではこの種の日本社会、原子力界の話を多くの関係者が皆さんから聞きたがるでしょう。
原子力大綱、安全規制体制、温暖化問題と原子力界の取り組みなども共通で大きなテーマです。
皆さんは好き嫌いに関わらず、これらの災害や政策に関するスポークスマン的立場になるでしょう。それを通して日本への印象を形作るフェローも多いだろうと思います。
公式情報も大事ですが、皆さん自身の眼で見、体で感じた印象、経験を話せるようにして出かけて下さい。それが皆さんと仲間の絆を深くする効果にもなります。
ことさら日本を美化する必要もありませんが、日本人がどう行動したか、どこに2次的な災害があったか、原子力の対応はどうだったか、これからどうなるだろう、などなど・・・ |
4 |
「これを聞いてこよう」との質問を準備
| 研修の仮プログラムと講師名が事前に分かる。日頃気になる専門的事項、気になる話題で「この際あの人にこんなことを聞こう」という質問を何件か準備しておく。周囲はそんな雰囲気が高いから、輪に入るにもスムーズに行く。 |
5 |
プレゼン準備 | 「自己紹介」「自国の原子力事情」についての事前準備は事務局から例年指示がでている。その他には・・・
「8月6日」が研修期間中にやってくる。その日に「広島・長崎と原子力平和利用」のようなメッセージを日本人フェローが朝礼時間に短時間伝える習慣もここ数年の恒例となっている。仲間同士でどうするか、現地で良いから相談して伝えて欲しい。
この他に、正規プログラム外で自分の仕事、趣味など、折を見てのプレゼン機会はその気になればあるし作れる。これも好機ととらえて積極的に利用したい。良い経験になる。 |
6 |
本ホームページ「参加者の声」も見ておく
| 前年までの経験談など参考になることがあるはずです。 |
7 |
経験を活かし、後輩に伝えて欲しい | 連鎖反応は人材育成でも持続性の条件です。得た経験は知識だけでなく、考え方、付き合い方などのノウハウも、日常の業務に活かし、血肉とし、さらには後輩や次年度以降の参加者にも伝達継承して欲しい。原産向坊事業でもその場を設定するはずである。
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