当会議ではアイソトープ・放射線利用分野の研究者、技術者の調査研究、情報交換の場として、放射線利用研究会 (会長：田畑米穂・東京大学名誉教授) を設置し、現在３グループ (アイソトープ利用、医学利用、照射利用) に分かれ、それぞれの研究テーマに従い積極的な活動を行っております。

このたび平成１２年度のしめくくりとして、来る５月２９日 (火) 「放射線利用−新世紀における展開」をテーマに「平成１２年度報告会」を下記プログラムのとおり開催することとなりました。同報告会では、各グループの１年間の研究成果の報告を行うとともに、橋本昭司氏 (日本原子力研究所) より「放射線の環境保全への新展開」、平山英夫氏 (高エネルギー加速器研究機構) より「コンピューターシミュレーション利用の現状と将来」、平岡真寛氏 (京都大学) より「我が国の放射線治療の現状と将来」と題しての特別講演を予定しております。

開会挨拶 ９：５０〜１０：００

田畑 米穂氏 放射線利用研究会 会長

特別講演１．１０：００〜１１：００

「放射線の環境保全への新展開

橋本 昭司氏 (日本原子力研究所 高崎研究所 材料開発部 部長)

照射利用グループ報告 １１：００〜１２：００

座長 勝村 庸介氏 (東京大学)

• 概要報告 北原 明治氏 (東京都立産業技術研究所)
  
  
• 放射線と半導体微粒子を用いた水浄化の試み
  
  千歳 範壽氏 (三菱マテリアル(株))
  
  

  電子ビーム加速器の低エネルギー化 100keV マシンの登場
  

  木下 忍氏 (岩崎電気(株))

特別講演２．１３：００〜１４：００

「コンピューターシミュレーション利用の現状と将来」

平山 英夫氏 (高エネルギー加速器研究機構 放射線科学センター 教授)

アイソトープ利用グループ報告 １４：００〜１５：００

座長 小山 元子氏 (東京都立産業技術研究所)

• 概要報告 小山 元子氏 (東京都立産業技術研究所)
  
  
• 産業における放射線応用計測−世界の中の日本の状況−
  富永 洋氏 ((有)応用量子計測研究所)
  
  

  放射線イメージングの現状 石川 勇氏 ((財)高度情報科学技術研究機構)

医学利用グループ報告 １５：１０〜１６：１０

座長 遠藤 真広氏 (放射線医学総合研究所)

• 概要報告 取越 正己氏 (放射線医学総合研究所)
  
  
• 医薬品メーカーにおけるＲＩ生産法
  井上 照夫氏 ((株)第一ラジオアイソトープ研究所)
  
  

  医用超音波における治療および治療支援技術

  椎名 毅氏 (筑波大学)
  
  

特別講演３．１６：１０〜１７：１０

「我が国の放射線治療の現状と将来」

平岡 真寛氏 (京都大学 大学院 医学研究科 教授)

参加費：	放射線利用研究会会員	無料
	会員外	１０,５００円
	学生	３,１５０円
	(消費税込、予稿集代含む)

申込締切：	平成１３年５月２５日 (金)
申込方法：	申込書 (8KB) に必要事項をご記入の上、FAX、E-mail または郵送にてお申込下さい。なお、参加費の払い戻しは致しませんので、申し込まれた方が万一都合悪い場合、代理の方がご出席下さい。
申込み先：	(社)日本原子力産業会議・計画推進本部 人材養成グループ 小林
	電話 03-3508-2411 (代表)、03-3508-7931 (直通) FAX 03-3508-2094 E-mail：yasushi@jaif.or.jp