II．輸送問題ワークショップ (前年度会員５０名)
コーディネータ： 有冨 正憲 氏 (東京工業大学原子炉工学研究所教授)
副コーディネータ： 小野寺 朗 氏 (原燃輸送(株) 技術顧問)
- ＜コーディネータからのコメント＞
- 軽水炉の順調な運転に伴い、種々の原子燃料物質の輸送が行われたり、計画されている。本ワークショップは、初心者に対する原子燃料物質の輸送に関する法令や技術基準の国際的な動向などの基礎的な知識を提供し、専門家による将来の課題と対策などに関する パネル討論や分科会の検討内容を討論し、産業界の発展に資する場として開催している。
- ＜副コーディネータからのコメント＞
- 原子燃料物質、RIおよびデコミ廃棄物ならびにそれらの輸送システムは、原子力利用の進展とともに多種、多様化を続け、これに伴い大きな技術的、社会的問題を呈している。本ワークショップは、原子力輸送に関する産業界における唯一の情報交換の場として、上記の他、専門家の講演、現地視察等を行い、最新の問題に取り組んでいる。
研究項目
- 原燃サイクル施設と輸送対策
- 法令、規則等の現行とIAEAを中心とする国際動向
- 国内および海外における原子燃料物質の輸送の現状と将来の課題
- 使用済燃料の中間貯蔵に関する法令、民間基準策定の動向と課題 −輸送問題を中心として−
- 原子燃料サイクル施設と輸送問題の検討
- 廃炉や設備更新に伴う大型放射性廃棄物の処分に関する輸送の課題
- 新しい輸送・貯蔵容器の開発
- 原子燃料物質の安全輸送に関する緊急時対応と防災技術
- 核不拡散に関するわが国の政策と国際動向
- 原子燃料物質の輸送計画 −MOX、低レベル放射性廃棄物 (雑固体、テクニカルピースなど)、回収ウラン、α廃棄物、高βγ廃棄物など−
- その他
 ＜平成１３年度活動概要報告＞
- 平成１３年７月１６日 (月) 13:30〜17:00 講演
- 1) 講演：「危険物船舶運送および貯蔵規則等の一部改正について」
- 藤田 健雄 氏 (国土交通省)
- 2) 講演：「事業所外運搬規則等の改正について」
- 田代 直人 氏 (経済産業省)
- 3) 講演：「原子燃料物質輸送をめぐる最近の動きと課題」
- 有冨コーディネータ (東工大)
懇親会
- 平成１３年８月２１日 (火) 13:30〜17:00
- 1) 講演：「解体廃棄物の再利用･輸送」
- 尾崎 幸男 氏 (電中研)
- 2) 講演：「デコミ廃棄物の処理･処分と輸送に関する諸外国の動向」
- 宮坂 靖彦 氏 (原子力研究バックエンド推進センター)
- 3) 講演：「デコミ廃棄物輸送容器のＲ＆Ｄ」
- 杉本 義和 氏 (NUPEC)
- 平成１３年９月１１日 (火) 13:30〜17:00
- 講演：「輸送貯蔵キャスクの開発状況について」
- 丸岡 邦男 氏 (三菱重工業)
| - 赤松 博史 氏 (神戸製鋼所)
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- 川上 数雄 氏 (オー・シー・エル)
| - 柏倉 潤 氏 (日立製作所)
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- 松本 務 氏 (日立造船Ｄ＆Ｅ)
| - 宮沢 隆 氏 (三菱マテリアル)
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- 平成１３年１０月１９日 (金) 見学会
- 日本原燃(株) 六ヶ所原燃サイクル施設、原燃輸送(株)、
- (財)原子力安全技術センター防災技術センター
- 平成１３年１１月１９日 (月) 13:30〜17:00 講演
- 1) 講演：「ＳＦ輸送･貯蔵兼用キャスクの民間基準化の動向」
- 竹田 和幸 氏 (東電)
- 2) 講演：「航空輸送容器の開発について」
- 伊藤 透 氏 (サイクル機構)
- 3) 講演：「IAEA 輸送規則2003年版に向けた改訂に関する動向」
- 秋山 秀夫 氏 (原燃輸送)
- 平成１４年１月２２日（火）13:30〜17:00
- 講演：「第１３回放射性物質の輸送に関する国際会議 (PATRAM2001) の報告」
- 有冨コーディネータ (東工大)
- 谷内 廣明氏 (神戸製鋼所)
- 伊藤 千浩氏 (電中研)
- 岸本 尚基氏 (原燃輸送)
- 平成１４年３月１２日（火）13:30〜17:00
- 基調講演：「ISO2000年版について」
- 栗林秀治氏 (ＫＭＳコンサルタンツ)
- パネル討論「核燃料物質輸送における品質保証について」
- 宇佐 美正行氏 (サイクル機構)
| - 吉田 民也氏 (原燃輸送)
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| - 山下 正勝氏 (日立造船Ｄ＆Ｅ)
| - 尾嵜 進氏 (オー・シー・エル)
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