福島第一、3号機原子炉格納容器内部調査の画像データ分析結果が公表
東京電力は11月30日、福島第一原子力発電所で7月に実施した3号機原子炉格納容器内部調査の画像データ分析結果を公表した。
調査は7月、燃料デブリが存在する可能性のあるペデスタル(原子炉圧力容器下)内の状況を把握するために行われたが、3号機は格納容器内の水位が高いことから、カメラを搭載した水中遊泳式遠隔調査装置を用いた。3日間の調査で、3号機ペデスタル内部の状況を初めて撮影することができ、溶融物が固化したと思われるものや、複数の構造物の損傷が確認されており、以降得られた画像データの詳細分析を進めていた。