【短信】政府一体で風評被害の払拭に向け強化戦略
復興庁は12月12日、原子力災害に伴う風評被害の払拭に向け、「知ってもらう」、「食べてもらう」、「来てもらう」を柱とする強化戦略を取りまとめた。福島県の農林水産物の価格低迷や観光業の不振などが続く現状から、復興大臣指示のもと、関係省庁の参画によるタスクフォースで検討してきたもので、今後、本戦略に基づき、風評払拭に政府一体となって取り組んでいく。
「知ってもらう」では、放射線副読本を改訂し福島県外の子供たちにもしっかり伝わる「仕組み」作りに、「食べてもらう」では、輸入規制の緩和・撤廃に向け多言語によるパンフレットを通じた食品の安全性の発信に、「来てもらう」では、海外からの旅行者回復のため東北を対象としたプロモーションなどに取り組む。