【短信】世界で3基目の「華龍一号」、福清6号機が中国で送電開始
14 Jan 2022
福清6号機 ©CNNC
中国核工業集団公司(CNNC)によると、福建省で建設していた福清原子力発電所6号機(PWR、115万kW)が1月1日、同国送電網に初併入した。
同炉は中国が知的財産権を保有する第3世代の100万kW級PWR設計「華龍一号」を採用している。「華龍一号」の完成は福清5号機に次いで中国国内で2基目、世界全体ではパキスタンのカラチ原子力発電所2号機(110万kW)を含めて3基目となる。
(参照資料:CNNCの発表資料、原産新聞・海外ニュース、およびWNAの1月4日付け「ワールド・ニュークリア・ニュース(WNN)」)