2020年11月 国内外の主な動きと運転実績
08 Dec 2020
【国内】
▽2日 内閣府、感染症流行下での原子力災害防護措置でガイドラインをまとめる
▽9日 経団連が「。新成長戦略」発表、2030年の建設着手を目指す新型炉開発も
▽11日 規制委、むつ中間貯蔵施設の新規制基準審査で事業変更許可
▽11日 九州電力川内1号機で、「特定重大事故等対処施設」が初の運用開始(19日に発電再開)
▽11日 新潟県の委員会が福島第一原子力発電所事故検証で避難生活影響に関し報告書を取りまとめる
▽11日 原子力委員会とインドネシア原子力庁(BATAN)が原子力技術研究で共同シンポ開催(~12日)
▽17日 NUMOが高レベル放射性廃棄物の処分地選定で文献調査実施へ、寿都町・神恵内村の応募を受け
▽18日 東北電力が女川2号機の再稼働に関し宮城県・女川町・石巻市より「事前了解」受領、2022年度の安全対策工事完了を目指す
▽18日 2019年度エネルギー需給実績が発表される、CO2排出量は6年連続で減少
▽20日 衆参両院が「気候非常事態宣言」を可決、「一日も早い脱炭素社会の実現」を
▽24日 福島第一原子力発電所1号機使用済燃料プールで「がれき落下防止・緩和対策」が完了
▽25日 高浜町議会が関西電力高浜1、2号機の40年超運転に同意
▽27日 原子力委員長に東大・上坂充氏、衆参両院の同意がそろう
▽27日 原子力機構と英国原子力規制局(ONR)が高温ガス炉の安全性に関する情報交換で取決め締結
▽30日 三菱重工が2050年カーボンニュートラルに向けた戦略「エナジートランジション」を発表
【海外】
▽2日 米ホルテック社、日本で同社製使用済燃料貯蔵システムの建設目指し日立と覚書
▽3日 ベラルーシ初の商業炉が送電開始
▽3日 中国で建設中の実証モジュール高温ガス炉(HTR-PM)で冷態機能試験が完了
▽4日 ポーランドの化学素材メーカー「シントス社」、米USNC社製SMRの建設に向け実行可能性評価
▽8日 英ロールス・ロイス社のSMR開発チームに米エクセロン社が運転経験で協力
▽9日 英ロールス・ロイス社、チェコでのSMR建設に向け国営電力と覚書
▽10日 米ニュースケール社、開発中SMRの出力を7.7万kWに増強
▽10日 米テレストリアル社、溶融塩炉の商業化に向けアルゴンヌ研と詳細試験
▽10日 ロシアのRBMK原子炉、レニングラード2号機が永久閉鎖
▽13日 カナダ・オンタリオ州、ダーリントン発電所サイトでSMR建設に向けた活動開始
▽16日 カナダ政府、放射性廃棄物処分政策の最新化と統合戦略の作成開始
▽16日 カナダのNBパワー社がARC社、モルテックス社とSMRベンダー・クラスター設立
▽18日 英ジョンソン首相、CO2排出量の実質ゼロ化に向け原子炉の新設を確約
▽18日 トルコの規制当局、アックユ3号機の建設許可発給
▽20日 ハンガリー公益企業規制庁、電力法に基づきパクシュII期工事建設計画を許可
▽23日 南ア、250万kWの原子力発電設備建設に関する意見募集開始
▽24日 米印がインドの「原子力パートナーシップ・センター」における協力を10年延長
▽25日 英財務省、国家インフラ戦略で原子力の価値を強調
▽27日 中国で「華龍一号」の福清5号機が送電開始
▽27日 インド規制委、ゴラクプール1、2号機建設計画で最初のコンクリート打設を許可
▽30日 スウェーデンのバッテンフォール社、エストニアのSMR導入計画への協力を拡大