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【短信】NEAのマグウッド事務局長が福島第一発電所事故後10年のビデオメッセージ公開

12 Mar 2021

経済協力開発機構・原子力機関(OECD/NEA)は3月3日、福島第一原子力発電所事故後の10年間に日本の内外で取られた対応や教訓、今後の課題等をまとめた報告書を公表したが、W.マグウッド事務局長はその後10日付けで、関連のビデオメッセージを公開した。

原子力関係者がこの10年に学んだことは、原子力発電所の運転には一層の強靱さが求められること、甚大な自然災害を想定するには最大限に謙虚である事の重要性だと指摘。一方で、原子力発電所が本質的に非常に安全であることも学んでおり、将来のエネルギー源の重要な一部にもなり得ると明言している。

(参照資料:マグウッド事務局長のメッセージ(日本語字幕付き)、原産新聞・海外ニュース、ほか)

*なお、原産協会では特集「ふくしまの今~復興と廃炉、10年の歩み~」を掲載しており、マグウッド事務局長から本件とは別の動画(約10分)を寄稿していただき掲載しています。ご参考に紹介します。

原子力産業新聞特集「ふくしまの今~復興と廃炉、10年の歩み~」への寄稿

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