2021年7月 国内外の主な動きと運転実績
12 Aug 2021
【国内】
▽7日 原子力学会が中学教科書のエネルギー・放射線関連の記述で調査報告、新学習指導要領踏まえ
▽8日 日本政府、福島第一処理水の処分に関するIAEAの支援について署名
▽9日 原子力委員会が2020年のプルトニウム管理状況を発表、英国事業者再処理委託分の計上により微増
▽12日 総合エネ調WGが電源別の発電コストで試算結果(暫定版)示す
▽12日 福島第一2号機燃料デブリ取り出しのロボットアームが英国より到着
▽12日 原子力機構の研究炉「JRR-3」が供用運転を再開、RIの国内生産に期待
▽15日 環境省が放射線の健康影響と風評被害に関する情報発信で新プロジェクト発足を発表
▽15日 量研機構が次世代の重粒子線がん治療「量子メス」でシンポ開催
▽21日 総合エネ調、次期エネルギー基本計画の素案示す
▽21日 日本原燃の低レベル放射性廃棄物埋設センター増設に関し規制委が事業変更許可発出
▽21日 リサイクル燃料貯蔵・むつ中間貯蔵施設の事業開始が2021年度から2023年度に変更
▽21日 東京電力が特別事業計画変更を政府に申請、柏崎刈羽原子力発電所の2022年度以降再稼働を仮定した収支見通しも示す
▽27日 2020年度版原子力白書が発表、福島第一原子力発電所事故発生から10年で特集
▽27日 美浜3号機が10年ぶりに本格運転復帰、国内初の40年超運転
▽30日 内閣府の原子力防災協議会が島根地域の緊急時対応を了承
▽30日 原子力機構の高温ガス炉「HTTR」が10年半ぶりに運転再開
【海外】
▽1日 台湾の國聖1号機が早期閉鎖
▽6日 米GEH社が同社製SMR「BWRX-300」の商業化に向けカナダのカメコ社らと協力
▽7日 米エネ省、先進的原子炉の建設コスト削減目指しGEH社と協力
▽8日 欧州議会の議員約90名が原子力をタクソノミーに含めるようEC幹部に請願
▽9日 韓国の規制当局、建設中の新ハヌル1号機に条件付きで運転認可を発給
▽13日 中国のCNNC、多目的小型モジュール炉(SMR)「玲龍一号」の実証炉を海南島で本格着工
▽13日 米NASA、深宇宙探査用の核熱推進システム開発でSMR開発企業3社を選定
▽15日 IEAの「電力市場報告書」:2021年に世界の電力需要は5%上昇、化石燃料の発電量が増加
▽16日 米ケイロス社の「フッ化物塩冷却高温炉(FHR)」、2026年に実証炉完成へ
▽19日 スロベニア、国内唯一のクルスコ原子力発電所で2基目の建設に向け手続き開始
▽20日 韓国の斗山重工が米ニュースケール社への支援継続で追加投資
▽22日 中国・台山1号機の小規模燃料破損についてEDFが見解表明
▽23日 ロスアトム社、海上浮揚式原子炉で極東地区の銅鉱採掘会社に電力供給へ
▽23日 ブラジル、アングラ3号機の工事再開に向け国内で土木建築業者を選定
▽28日 中国でロシア製の徐大堡3号機を本格着工
▽29日 英国政府、先進的モジュール式原子炉(AMR)の実証プログラムでHTGRを有力候補に
▽29日 米規制委、テキサス州の中間貯蔵施設の建設・操業認可発給に向け環境影響声明書発行
▽29日 米ジョージア・パワー社、ボーグル3、4号機の完成時期を数か月延期
▽30日 ルーマニアのチェルナボーダ原子力発電所増設計画に米国政府が実務協力開始
▽31日 エジプト初の原子力発電所用にロシアで機器製造開始