原子力産業新聞

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2022年3月 国内外の主な動き

11 Apr 2022

【国内】

▽1日 萩生田経産相がIEA臨時閣僚会合に出席、エネ市場安定化に向け計6,000万バレルの石油協調放出に合意

▽1日 エネルギー使用の合理化等改正法案が閣議決定、脱炭素燃料・技術の利用促進など

▽1日 経産省の「クリーンエネ戦略」検討会合が原子力産業について議論

▽8日 消費者庁が食品の風評被害に関する実態調査結果発表、2012年度以降15回目

▽10日 萩生田経産相がG7臨時会合に出席、ウクライナ情勢を踏まえたエネルギー問題について議論

▽14日 原産協会がウクライナの原子力施設の安全確保に向け海外団体と共同で声明を発表

▽14日 早大・都市大による大学院「共同原子力専攻」が設立10周年記念シンポ開催

▽16日 福島県沖を震源とする最大震度6強の地震発生、続く調査で福島第一にタンクの位置ずれが確認されるも原子力発電所に大きな影響なし

▽18日 電事連池辺会長が定例会見でウクライナ情勢や電力需給ひっ迫に鑑み、エネルギーの「S+3E」の重要性を強調

▽18日 原子力文化財団が2021年度世論調査結果を発表、再稼働への否定的な見方は減少傾向に

▽21日 IAEAの福島第一ALPS処理水に関する規制レビューチームが来日(~25日)

▽21日 資源エネルギー庁が東京電力管内に電力ひっ迫警報、地震の影響による火力停止や厳寒予報で(22日には東北電力管内にも)

▽23日 JANSIが「アニュアルコンファレンス」開催、原子力安全のレジリエンス向上で議論

▽25日 規制委の委員長に山中委員を充てる人事案に衆参両院の同意がそろう、9月就任予定

▽25日 農水省が福島県産品の2021年度流通実態調査結果を発表、マーケティングに係る社会実証も

▽27日 日本原燃のウラン濃縮工場が操業30周年(28日には記念式典開催)

▽28日 総合エネ調原子力小委が革新炉開発に関し集中議論するWGの設置を決定

▽30日 東北電力が女川2号機の安全対策工事について「2023年11月の完了を目指す」と発表、再稼働は2024年2月の見込み

▽30日 九州電力が玄海3・4号機の運転計画変更を発表、今夏に迎える特重施設設置期限および電力需給を踏まえ

▽30日 東京電力が柏崎刈羽原子力発電所の核物質防護事案を踏まえた改革進捗状況を発表、本社機能の新潟移転など

▽30日 全国知事会がウクライナ情勢に鑑み、原子力発電所に対する武力攻撃に関し政府に緊急要請

 

【海外】

▽3日 ロシアによるウクライナ侵攻を受けIEA、EUがロシアからの輸入天然ガス依存から脱却するための10方策を公表

▽3日 フィンランドのフォータム社、2回目の運転期間延長でロビーサ原子力発電所を2050年まで稼働させる方針を決定

▽4日 ロシア軍の砲撃によりウクライナのザポリージャ原子力発電所で火災発生、その後無事に鎮火とウクライナ国家原子力規制検査庁が発表

▽6日 ロシア軍がザポリージャ原子力発電所を制圧するも運転は継続とIAEAが発表

▽7日 英規制当局、ロールス・ロイス社製SMRの包括的設計認証審査(GDA)を開始

▽9日 スイス国民の意識調査で原子力支持率が回復傾向に

▽10日 カナダのOPG社、ダーリントンでのGEH社製SMR「BWRX-300」の建設でサイト準備作業開始へ

▽10日 米エネ省、先進的原子炉の廃棄物削減プロジェクト11件に合計3,600万ドルを交付

▽12日 欧州初のEPR、フィンランドのオルキルオト3号機が送電開始

▽14日 スウェーデンのプロジェクト開発企業、複数のSMRの国内建設に向けGEH社と協力覚書

▽16日 英国のニュークレオ社、小型の鉛冷却高速炉の開発でイタリアの新技術・エネルギー・持続可能経済開発局と協力

▽17日 チェコの国営電力、ドコバニ原子力発電所の増設計画でサプライヤー3社の入札開始

▽17日 カナダ政府、WH社製マイクロ原子炉「eVinci」の国内建設に向け約2,700万加ドル投資

▽17日 英国の超党派議員連盟、「2035年までに少なくとも1,500万kWの原子力発電設備新設が必要」と訴え

▽18日  ベルギー政府、2025年に設定した脱原子力の達成時期を延期、最も新しい2基を2035年まで運転へ

▽21日 ウクライナのチョルノービリ原子力発電所で、ロシア軍が制圧以降初めてスタッフ全員の交代が完了

▽24日 UAEで国内2基目のバラカ2号機が営業運転開始

▽25日 中国で2基目の「華龍一号」である福清6号機が試運転を終え、営業運転認可を取得

▽28日 フィンランドのハンヒキビ1号機建設計画に一部出資のバンター市が撤退を表明

▽28日 オンタリオ州などカナダの4州、SMRを開発・建設するための共同戦略計画を策定

▽29日 ポーランドの原子力事業会社、大型炉の建設計画でポモージェ県内の候補地の環境影響評価報告書を提出

▽30日 IAEAのグロッシー事務局長、ウクライナの南ウクライナ原子力発電所を訪問

▽31日 ロシア軍がチョルノービリ原子力発電所から撤退開始

▽31日 チェコ電力、同国初のSMR立地点としてテメリン原子力発電所を選択

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