浜通りへの移住をテーマとした連ドラが今秋スタート
03 Jul 2023
「姪のメイ」主演の本郷奏多さん(左)と大沢一菜さん©ふくしま12市町村移住支援センター
福島県の浜通り地域への移住をテーマとした連続ドラマ「姪のメイ」(青野華生子企画・プロデュース、清水康彦監督、本郷奏多・大沢一菜主演)がテレビ東京で9月7日より放送される(毎週木曜深夜24時30分~)。ドラマの制作には、2021年に福島県が県内12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)への移住・定住を促進すべく設置した「ふくしま12市町村移住支援センター」が協力。ロケも現地で行い、「前向きに生きる地元の人たち」の生の姿を映し出す。〈同センター発表資料は こちら〉
ドラマのあらすじは、東京在住の中小企業会社員・小津(本郷奏多)が、両親を事故で亡くした姪っ子のメイ(大沢一菜)を一時的に引き取り、夏休みの1か月間だけ楢葉町に仮住まいを決め、リモートワークをしながらメイとの絆を深めていくというもの。都会で育った現代的な思考を持つ32歳の独身男子と芸術家肌で達観した12歳の少女というミスマッチな2人のひと夏の出来事を、地元の温かい人間模様を背景に描くヒューマンコメディ。
小津を演じる本郷奏多さんは、これまで映画「GANTZ」シリーズ、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」など、数々の話題作に出演。メイを演じる大沢一菜さんは今回、テレビドラマ初出演となる。本郷さんは「広大な自然と穏やかな風景が広がる福島というロケーションも大きな見どころ」と、大沢さんは「福島で暮らす個性的な近所のみんなとの絆がどんどん深まっていく姿を見て前向きな気持ちになってもらえたら嬉しい」と、それぞれコメントしている。