2020年1月 国内外の主な動きと運転実績
11 Feb 2020
☆1月の主な動き☆
【国内】
▽14日 IAEA総合規制評価サービス(IRRS)のミッションが来日
▽17日 双葉町・大熊町・富岡町の避難指示区域が3月上旬に一部解除へ、常磐線の3月14日全線復旧も決定
▽14日 広島高裁が四国電力伊方3号機の運転差止仮処分を決定
▽21日 IRRSミッションが日程終了、規制委に産業界とのコミュニケーションなどを指摘
▽21日 日ポーランド首脳会談、モラビエツキ首相「原子力の活用も重要な課題」と
▽21日 パリ協定を踏まえ2050年に向けた「革新的環境イノベーション戦略」が決定、核融合の実現も技術課題に
▽28日 原電が東海第二の安全性向上対策工事の終了時期を2022年末に延期
▽29日 規制委、九州電力3、4号機のテロに備えた「特定重大事故等対処施設」(特重)で審査結果まとめる
▽29日 関西電力、高浜3、4号機の特重設置期限前日からの定検入りを発表
▽30日 ITER「トロイダル磁場コイル」の初号機が完成(三菱重工二見工場にて)、世界最大級
▽31日 エネ庁委員会が福島第一処理水の取扱いで取りまとめ、水蒸気放出と海洋放出を「現実的な選択肢」と
【海外】
▽1日 2019年末にドイツでフィリップスブルク2号機が予定通り永久停止
▽3日 WNAが2019年の原子炉動向とりまとめ:「閉鎖基数が新規運開を上回る」
▽3日 韓国とサウジ、SMART炉の建設・輸出促進で「建設前設計契約」を改定
▽7日 米ニュースケール社、同社製SMRでカナダのベンダー審査開始
▽13日 英エンジニアリング企業、政府のCO2実質ゼロ化目標達成に向け原子力等の重要性訴える
▽14日 GNF社、事故耐性燃料入り試験集合体を米国の商業炉に装荷
▽14日 EUが欧州グリーンディール投資計画案を公表、原子力への支援なし
▽15日 ロシア:昨年12月から年始にかけ既存炉5基で運転期間を最長60年に延長
▽15日 仏オラノ社、米原子力発電所で使用済燃料を最新の乾式貯蔵システムに移送
▽20日 トルコのエネルギー相、シノップ原子力発電所建設計画で他のサプライヤーを検討中
▽20日 ロシアのロスアトム社、今年12月に中国・田湾発電所で7号機を本格着工へ
▽20日 ロシア:「ブレークスルー計画」で高速炉用ウラン・プルトニウム混合窒化物燃料の試験体 完成
▽21日 米エネ省のVTR計画への支援でGEH社がテラパワー社と協力
▽24日 英ロールス・ロイス社、2029年までにSMR初号機の完成目指すと表明
▽24日 カナダの深地層処分場計画:最終候補2地点のうち1地点と調査のための立入で合意
▽28日 エストニアのSMR建設プロジェクトにフォータム社とトラクテベル社が協力
▽28日 UAEのバラカ1号機、WANOが起動前審査で準備の完了を確認
▽28日 ロシアで稼働中の高速実証炉「BN-800」に初回分取替用MOX燃料を装荷
▽30日 米GEH社、同社製SMR「BWRX-300」設計で規制委の先行安全審査開始
▽30日 フィンランド規制当局、SMRの安全評価と許認可の体制準備
▽31日 南アの国営ESKOM社、傘下のPBMR社の売却先を募集