2021年2月 国内外の主な動きと運転実績
16 Mar 2021
【国内】
▽1日 高浜町が関西電力高浜1、2号機の再稼働(40年超運転)に同意
▽10日 文科省がクリアランス制度でシンポ、福井県内市民も参加(~11日)
▽12日 経産相と福井県知事と関西電力社長とがTV会談、関電より使用済燃料の県外搬出に向け「2023年末を期限に計画地点を確定」と
▽13日 福島県沖を震源とする大地震発生、原子力発電所に大きな影響なし
▽15日 美浜町が関西電力美浜3号機の再稼働(40年超運転)に同意
▽16日 杉本福井県知事、議会に美浜3号機など3基の40年超運転に関する検討を要請
▽16日 「原子力人材育成ネットワーク」が報告会開催、遠隔教育に関し議論
▽18日 「ATENAフォーラム2021」がオンライン開催、海外からビデオメッセージも
▽24日 総合エネ調基本政策分科会で経団連などが2050年カーボンニュートラルに向けリプレース・新増設の必要性を述べる
▽24日 NUMOが高レベル放射性廃棄物の地層処分に係る「包括的技術報告」改訂版(原子力学会レビュー後)を発表
▽25日 総合エネ調原子力小委員会が2年ぶりに開催、2050年カーボンニュートラルを見据え議論
▽25日 山形大で重粒子線治療が開始、東芝エネシステムズ他開発による装置導入
▽26日 電力11社がプルトニウム利用計画を発表、「プルサーマルの推進に最大限取り組む」と
▽26日 東京電力が柏崎刈羽7号機の再稼働時期に関し「未定」と発表、安全対策工事の一部未完了などを受け
▽26日 関西電力グループが「ゼロカーボンビジョン2050」発表、CO2排出削減に向け「原子力エネを最大限活用」
▽26日 原子力機構の研究炉「JRR-3」が10年ぶりに運転再開
▽26日 原産協会・新井理事長が福島第一原子力発電所事故発生から10年でメッセージ発信
▽28日 福島第一3号機で使用済燃料プールからの燃料取り出しが完了
【海外】
▽2日 ポーランド内閣、2040年までの新しいエネルギー政策を承認
▽2日 フラマトム社、米発電所で同社製試験用事故耐性燃料が18か月の運転サイクルを完了したと発表
▽4日 欧州の13労組、「EUタクソノミー」に原子力を含めることをEC委員長に要請
▽4日 ブルガリア原子力発電所へのWH社製原子燃料装荷に向け安全解析実施へ
▽5日 英ウェールズ政府とサイズウェルC企業連合が協力覚書を締結
▽5日 ロシアのロスアトム社、総裁メッセージで「2021年は海外市場に注力する」と発表
▽9日 米エネ省、使用済燃料輸送用車両の試作・試験で許可取得
▽10日 ロシアの規制当局が鉛冷却高速実証炉「BREST-300」に建設許可発給
▽10日 カナダNB州、SMRの州内導入に向けARC社に2,000万加ドル追加提供
▽12日 ロシア企業が中国・徐大堡3号機の機器製造を開始
▽17日 ブルガリア、SMR建設の実行可能性調査でニュースケール社と覚書を締結
▽17日 スペイン規制当局、コフレンテス原子力発電所の運転期間延長を承認
▽18日 インドのL&T社、ロシア製クダンクラム5、6号機の土木建築契約を獲得
▽22日 フラマトム社の2020年決算、収益が3.1%下落
▽24日 ロシアの高速実証炉「BN-800」、MOX燃料のみで燃料を交換
▽25日 仏国の90万kW級原子炉32基、50年間運転継続する見通しだと発表
▽25日 米エネ省長官にジェニファー・グランホルム元ミシガン州知事が就任
▽25日 ブラジル、アングラ3号機の建設再開に向け土木建築契約の入札公告