2021年3月 国内外の主な動きと運転実績
19 Apr 2021
【国内】
▽8日 内堀福島県知事が会見で、「ふるさとに戻ってもらうことが復興・再生の基軸」と
▽9日 新たな「東日本大震災からの復興の基本方針」が閣議決定、2025年度までの「第2期復興・再生期間」に向け
▽9日 原子力委員長が電力会社らによるプルトニウム利用計画に「概ね妥当」との見解、福島第一原子力発電所事故発生10年を前に談話も発表
▽9日 関経連など西日本の経済6団体がエネルギー基本計画見直しで意見書を発表、原子力発電の重要性を改めて強調
▽11日 福島第一原子力発電所事故発生から10年、東京電力社長や原子力規制委員長がオンラインで訓示
▽16日 原子力文化財団が2020年度世論調査結果を発表、今後のエネルギー利用など
▽17日 規制委、九州電力玄海原子力発電所の乾式貯蔵施設で審査書案を取りまとめる
▽17日 JANSIが「Annual Conference 2021」をオンライン開催、OECD/NEA他からのビデオメッセージも
▽18日 広島高裁が四国電力伊方3号機の運転差止仮処分命令の取消を決定
▽18日 原電が水戸地裁による東海第二発電所の運転差止訴訟の判決に対し東京高裁へ控訴
▽23日 梶山経産相がグロッシーIAEA事務局長とTV会談、福島第一廃炉に係る協力・支援を要請
▽23日 「もんじゅ」サイトへの研究炉設置で地元・有識者らによる検討が開始
▽23日 中部電力が脱炭素社会の実現に向け「ゼロエミチャレンジ2050」発表
▽25日 福島県「Jヴィレッジ」で東京五輪の聖火リレーがグランドスタート
▽26日 NUMOが寿都町と神恵内村に交流センターを開設、高レベル放射性廃棄物処分地選定に向けた文献調査で
▽26日 中満国連事務次長が国際機関での日本人活躍支援に向けオンライン講演、原子力人材育成ネットワーク他協力
▽30日 梶山経産相がビロルIEA事務局長とTV会談、2050年カーボンニュートラル実現に向け
▽31日 政府、11月のCOP26(グラスゴー)に向け気候変動対策推進の有識者会議を始動
▽31日 総合エネ調が発電コストについて検証するWGを始動
【海外】
▽1 日 ロシアのTVEL社、鉛冷却高速実証炉用の窒化物燃料を開発
▽3日 OECD/NEAが福島第一原子力発電所事故後の対応等で報告書公表
▽5日 独政府、脱原子力にともなう原子力事業者4社への補償金額で合意
▽8日 エストニアがSMR導入に向け米GEH社、英ロールス・ロイス社と協力
▽9日 UAEの規制当局、バラカ2号機に運転許可を発給
▽9日 チェコの規制当局がドコバニII期工事に立地許可発給
▽10日 ロシアのロスアトム社、トルコでアックユ3号機を本格着工したと発表
▽10日 NEAのマグウッド事務局長が福島第一発電所事故後10年のビデオメッセージをHP上で公開
▽10日 ロシアのレニングラードII期工事2号機に営業運転許可
▽11日 国連欧州経済委、持続可能な開発に向けた原子燃料の有効利用で報告書
▽15日 米WH社、ポーランド民生用原子力プログラムへの投資を計画
▽16日 韓国企業4社がロシアのASEエンジニアリング社が請け負ったエジプトの原子力発電所建設計画に参加
▽18日 カナダ連邦政府がニューブランズウィック州のSMR研究開発を支援
▽18日 中国国外で初の「華龍一号」、パキスタンのカラチ2号機が送電網に接続
▽18日 仏規制当局、フラマンビル3号機の1次系ノズル3か所の設計異常で原因究明を要請
▽19日 仏大統領と東欧6か国の首相、EC委員長宛の共同書簡でEUの温暖化防止における原子力の役割を強調
▽23日 欧州委 フェッセンハイム発電所への早期閉鎖補償金支払いを承認
▽24日 英サイズウェルC発電所の建設企業連合、地元との協力覚書で44億ポンドの投資を約束
▽25日 チェコ政府、ドコバニ増設計画の入札の事前資格審査に向け4社を選定
▽27日 フィンランドで建設中のオルキルオト3号機で燃料の初装荷開始
▽29日 EUの調査機関がタクソノミーで「原子力は住民の健康や環境に多大な悪影響をもたらさない」と評価
▽31日 中国海南省で「華龍一号」を採用した昌江II期工事の建設が正式に開始したと発表
▽31日 IEA、CO2排出量の実質ゼロ化に向けた7原則を公開
▽31日 米バイデン政権、長期経済政策で先進的原子炉技術の開発等を議会に要請