原子力産業新聞

国内NEWS

2021年6月 国内外の主な動きと運転実績

16 Jul 2021

【国内】

▽2日 東京電力が核物質防護に関する独立検証委員会を設置

▽2日 「日本量子医科学会」が設立記念シンポ、がん治療から宇宙進出まで展望

▽4日 2020年度エネルギー白書が閣議決定、「2050年カーボンニュートラル」など取り上げ

▽7日 福島第一処理水の取扱いに関する政府WGが宮城県で開催、村井知事他が意見陳述

▽7日 原子力学会が福島第一処理水の取扱いで見解、12日には風評被害対策などを考えるウェブセミナー開催

▽8日 東芝ESS製、ITERトロイダル磁場コイル(高さ16.5m、総重量300トン)の初号機が完成

▽10日 電力会社原子力本部長らが核物質防護事案を巡り、業界大の取組を規制委に報告

▽16日 四国電力が伊方3号機を10月12日に原子炉起動すると発表、2019年に定検入りし司法判断で運転停止中

▽18日 経産省が新たな「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を策定

▽21日 原子力立地地域の将来像を考える「共創会議」が福井県で初会合、自治体・国・電力が参画

▽22日 原子力機構のバックエンド対策でIAEAによる国際レビュー結果が公表、79施設の取組を評価

▽23日 規制委が中国電力島根2号機で新規制基準適合性に係る審査書案を了承、日本原燃六ヶ所低レベル放射性廃棄物埋設センター増設の同案件も

▽25日 福島第一処理水の取扱いに関する政府WGが茨城県で開催、大井川知事他が意見陳述

▽25日 小惑星「リュウグウ」の試料分析開始で高エネ研他が合同会見、J-PARCなどの施設活用

▽29日 関西電力美浜3号機が10年ぶりに発電再開、国内初の40年超運転

 

【海外】

▽ 1日 米TVA、ブラウンズフェリー発電所の2回目の運転期間延長に向けパブコメ募集

▽2日 米テラパワー社、ワイオミング州におけるナトリウム冷却高速炉の実証炉建設協力で州知事らと合意

▽4日 中国の国家発展改革委、中国核工業集団公司のSMR「玲龍一号」実証炉建設計画を承認

▽7日 英国で約40年稼働した改良型ガス冷却炉、ダンジネスB原子力発電所が永久閉鎖

▽8日 ロシアがシベリア化学コンビナートで鉛冷却高速実証炉「BREST-300」を着工 

▽8日 韓国原研とサムスン重工、海上浮揚式原子力発電所の共同開発で協力協定締結

▽9日 カナダのオイルサンド業界、生産時のCO2排出量実質ゼロ化に向けSMRの活用を検討

▽9日 IAEA、原子力技術で地球温暖化の影響を緩和する新たな戦略構想を開始

▽11日 米国防総省、USNC社の協力を受け、月まで航行する原子力推進システムを開発へ

▽11日 カナダの原子力NPO団体、原子力が水素製造支援で果たす役割を調査

▽14日 米規制委、セントラス社が計画するHALEU燃料製造で最大20%のウラン濃縮を許可

▽16日 中国当局、米国メディアによる「放射能漏れの発生疑惑」報道を受け、台山1号機で小規模な燃料破損の発生を認める

▽18日 中国の国家原子能機構、高レベル廃棄物の地層処分に向け甘粛省で地下研究所が着工したと発表

▽21日 米デューク・エナジー社がオコニー原子力発電所で2度目の運転期間延長を申請

▽22日 米USNC社、自社開発SMRの燃料試験にオランダのペッテン炉を活用すると発表

▽22日 ルーマニア議会、チェルナボーダ3、4号機の完成に向け米国との協定を批准

▽25日 中国の紅沿河5号機が初併入

▽25日 米オクロ社、超小型高速炉「オーロラ」に使用する先進的原子炉燃料の商業化でエネ省基金から100万ドル獲得

▽23日 英国で稼働するAGRのデコミもNDAが引き受け 英仏が合意

▽28日 米イリノイ大、USNC社製「マイクロ・モジュラー・リアクター」の建設に向け規制委に意向表明

▽28日 インドでロシア製のクダンクラム5号機が着工 

▽30日 エジプトの原子力発電庁、ロシア製のエルダバ発電所の建設許可を申請 

▽30日 米貿易開発庁、ポーランドの原子力導入計画支援で同国企業に補助金を交付すると発表

 

過去の運転実績

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