印ラジャスタン7号機 燃料初装荷
15 Aug 2024
初装荷する燃料バンドル ©NPCIL
インド北西部で建設中のラジャスタン原子力発電所7号機(加圧重水炉=PHWR、70万kWe)で8月1日、燃料装荷を開始した。燃料装荷は8月8日に完了し、392個の冷却水チャネルに計4,704本の燃料バンドルが装荷された。
インド原子力発電公社(NPCIL)によると、同機は年内に営業運転を開始し、同サイトで建設中の8号機(PHWR、70万kWe)は来年に送電を開始する予定だ。NPCILは、計16基からなる70万kW級の国産PHWR建設プロジェクトを掲げており、ラジャスタン7号機が運開すると、同プロジェクトではカクラパー3、4号機に次いで、3基目となる。カクラパー3号機は2023年6月、4号機は2024年3月にそれぞれ営業運転を開始している。
なおインドでは、2022年10月より運転を停止していたラジャスタン3号機(PHWR、22万kWe)が冷却材チャネルやフィーダーの交換などの大規模なバックフィット作業を経て、7月24日に送電を再開している。