中国 陸豊1号機が着工
25 Feb 2025
中国広東省で2月24日、中国広核集団(CGN)の陸豊(Lufeng)1号機(PWR=CAP1000、125万kWe)が着工した。
陸豊原子力発電所では、6基のPWR建設が計画されており、うち4基がすでに国務院常務会議で承認されている。同発電所の5号機と6号機は、「華龍一号」(HPR1000、各120万kWe)を採用しており、すでにそれぞれ2022年9月、2023年8月に着工。同1号機と2号機は、2024年8月に承認されており、採用されるCAP1000は、米ウェスチングハウス(WE)社製AP1000の中国版標準炉モデルで、設計運転寿命は60年。
全6基が稼働すると、年間の発電電力量は約520億kWhとなり、CO2排出量を約4,270万トン削減できるという。