原子力政策推進活動
世界原子力協会(WNA)年次総会で高橋理事長のビデオメッセージ紹介
https://www.jaif.or.jp/president-video_wna2015/
理事長メッセージ『福島第一原子力発電所「サブドレン」の運用開始にあたって
~安全で確実な運用と安心につながる情報公開を~』
https://www.jaif.or.jp/president_column52_150914/
理事長メッセージ『楢葉町の避難指示解除にあたって』
https://www.jaif.or.jp/president_column51_150909/
原子力人材育成ネットワーク 平成27年度 第1回運営委員会を開催
https://www.jaif.or.jp/1st-jinzai-nw-meeting_report/
首都圏大学生による『被災地とエネルギーを学ぶ旅』の開催
https://www.jaif.or.jp/onagawa-study-tour2015/
国際協力活動
『2015日台原子力専門家会合概要報告』を取りまとめました。
原産協会は先般、日本の原子力規制委員会との「第一回日台原子力規制情報交換会議」に参加するため来日した
台湾の原子力関係者と「日台原子力専門家会合」を開催しました。
この度、当協会国際部が『2015日台原子力専門家会合概要報告』を取りまとめました。
詳しくは以下をご覧ください。
https://www.jaif.or.jp/tw-mission2015_summary/
情報発信・出版物・会合等のご案内
輸送・貯蔵専門調査会 第71回定例会合を開催
当協会は9月15日、「輸送・貯蔵専門調査会 第71回定例会合」を虎ノ門琴平タワー会議室で開催しました。
今回は以下の3つのテーマについて、本分野の第一人者の方々からご講演いただきました。
1)「IAEA/使用済燃料管理に関する国際会議」
2)「核セキュリティ:原子力事業者の役割」
3)「世界原子力輸送協会(WNTI:World Nuclear Transport Institute)の活動について」
定例会には約40名の輸送・貯蔵専門調査会の会員が参加され、講演後には活発な質疑応答も行われました。
本活動にご関心のある方は、以下をご覧戴き、会員登録願えれば幸いです。
https://www.jaif.or.jp/manpower/yuso/
合同企業説明会「原子力産業セミナー2017」ブース出展募集のご案内
詳しくは以下をご覧ください。
https://www.jaif.or.jp/nis2017_announcement/
第33回日韓原子力産業セミナーの開催について
当協会は、韓国原子力産業会議(KAIF)との共催により、「第33回日韓原子力産業セミナー」を
韓国において開催します。
同セミナーは、原子力開発・利用に関する情報・意見交換を行うことにより、日韓両国の原子力関連の
産業レベルにおける協力を促進し、原子力関連産業の一層の発展を目的としています。
今回のセミナーの日程は以下のとおりです。
○全体日程: 10/27(火)~10/30(金)
1.第33回日韓原子力産業セミナー開催 10/27(火)(1日間)
開催場所:韓国ソウル市(パレスホテル・ソウル)
2.テクニカルツアー 10/28-30 (水~金)
予定訪問先:韓国原子力環境公団(中低レベル放射性廃棄物施設)、
韓国電力国際原子力大学院(KINGS)、新古里原子力発電所、斗山重工業など
3.主 催:韓国原子力産業会議、(一社)日本原子力産業協会
4.使用言語:日・韓同時通訳 (*発表資料:英語)
○プログラム等詳細については、後日ご案内させていただきます。
問い合わせ先:日本原子力産業協会 国際部 03-6812-7109
国際原子力機関(IAEA)アウトリーチ説明会のご案内
国際原子力機関(IAEA)では、原子力分野における国際貢献に関心ある方を対象に
IAEAの採用制度や業務内容について説明する会を10月13日(火)、14日(水)の両日
東京で開催します。
詳細につきましては下記リンク先をご覧ください。
https://www.jaif.or.jp/cms_admin/wp-content/uploads/2015/09/iaea-outreach.pdf
全国シンポジウム「いま改めて考えよう地層処分」開催のお知らせ
資源エネルギー庁が10月の1ヶ月間を「高レベル放射性廃棄物の最終処分国民対話月間」とし、
地層処分に関する対話活動を全国各地で実施することとしました。
これを受け、資源エネルギー庁とNUMOは、シンポジウム「いま改めて考えよう地層処分」を
全国9都市で開催します。
ご関心をお持ちの方は、ぜひご参加ください。各開催地と開催日は以下のとおりです。
開催概要やお申込みは下記リンク先をご覧ください。
ホームページの最新情報
*国内、海外ニュースは毎週および随時更新しております。
・世界原子力協会(WNA)年次総会で高橋理事長のビデオメッセージ紹介(9/16)
・原子力人材育成ネットワーク 平成27年度 第1回運営委員会を開催(9/16)
・理事長メッセージ『福島第一原子力発電所「サブドレン」の運用開始にあたって
~安全で確実な運用と安心につながる情報公開を~』(9/14)
・合同企業説明会「原子力産業セミナー2017」ブース出展募集のご案内(9/14)
・国際原子力機関「世界の原子力発電予測」(IAEA2015)その1、その2(9/14)
・理事長メッセージ『楢葉町の避難指示解除にあたって』(9/9)
・首都圏大学生による『被災地とエネルギーを学ぶ旅』の開催(9/3)
・『2015日台原子力専門家会合概要報告』(8/26)
・福島第一原子力発電所の状況(随時)
・「日本の原子力発電所の運転・建設状況」を掲載(随時)
原産協会入会のお知らせ
・日本試験検査(株)
・(株)アドフューテック
・ディー・クルー・テクノロジーズ(株)
原産協会役員の最近の主な活動など
[今井会長]
9/4(金) 2015年度 第3回理事会(於:原産協会 会議室)
[高橋理事長]
9/1(火) 原子力人材育成ネットワーク平成27年度第1回運営委員会(於:虎ノ門琴平タワー 会議室)
9/4(金) 2015年度 第3回理事会(於:原産協会 会議室)
9/16(水) プレスブリーフィング(於:原産協会 会議室)
9/30(水) 2015年度第3回原産会員フォーラム(於:東海大学校友会館)
[佐藤常務理事]
9/1(火) 原子力人材育成ネットワーク平成27年度第1回運営委員会(於:虎ノ門琴平タワー会議室)
9/4(金) 2015年度 第3回理事会(於:原産協会 会議室)
9/7(月) 第4回 核融合科学技術委員会(於:文部科学省 会議室)
9/15(火) 輸送・貯蔵専門調査会 第71回定例会合(於:虎ノ門琴平タワー 会議室)
9/16(水) プレスブリーフィング(於:原産協会 会議室)
9/30(水) 2015年度第3回原産会員フォーラム(於:東海大学校友会館)
げんさんな人達(原産協会役・職員によるショートエッセイ)
◇インド式昼食システム “ダッバーワーラー” について◇
先日インド映画『めぐり逢せのお弁当』を見ていて“ダッバ―ワーラー” というインド式昼食配達システムがあるのを知って驚きました。
映画の舞台はムンバイ。主婦のイラから夫のお弁当の配達を頼まれた“ダッバ―ワーラー”(弁当集配人)は、各家庭から集めたお弁当と一緒に自転車に載せて雨の中を船着き場まで走ります。(インドのお弁当箱は金属製で軽量。器を縦に重ねてひとまとめにしたもので、雨でも大丈夫そうです。)各地から集められたお弁当は、ダッバーワーラーが、電車、自転車、徒歩など(自動車・バイクは一切使いません。)で仲間とリレーしながら目的地まで運び、持ち主のデスクに届けられます。(最低6回は中継されますが、途中誰がいくつのお弁当をどうやって運ぶのか事前に決められているわけではありません。)イラが夫の愛情を取り戻そうと、心を込めて作ったお弁当が、ある日妻に先立たれた定年間近のサージャンのもとに誤って届きます。映画はこの偶然の出会いと心のふれあいを描いた作品です。
イラがダッバーワーラーにお弁当の届け先が間違っていることを伝えると、「絶対にありえない。ハーバード大学の人が研究に来たが完璧なシステムだと言われた。イギリスの国王もシステムを見に来た。」と答える場面があります。この自信はどこからくるのか?「ハーバード大学」や「イギリス国王」が「弁当宅配サービス」と結びつかなかったのでちょっと調べてみました。
インド人には3食温かいものを食べるという食文化があり、文化・宗教が入り交っているためタブーとなる食べ物が人それぞれ違うという理由等から、イギリスの植民地時代に昼食を勤務先へ届けるというビジネスが始まりました。毎日約20万個の弁当箱が5,000人のダッバ―ワーラーによって大都市で働くビジネスマンの元にほぼ確実にランチタイムに間に合わせて配達され、空になった容器は家庭に戻されます。ハーバード大学の分析によると、誤配送は1,600万回に1回(20万個×1日2往復×月25日の計算で1ヶ月1,000万回集配。2か月に1回のミス)。お弁当は毎日必ず決まった時間にピックアップ・配送・回収され、どんな理由があろうとスケジュールは変更されません。チャールズ皇太子がダッバーワーラーの仕事を見学した際も一切の調整は行われず、訪問時間は厳密に指定されました。電車の遅れはもとより、地震やタイフーン等の不測の事態でも止まることがないことから信頼性が高く、顧客満足度は100%。
このシステムは紙の伝票、コンピューター、携帯電話は一切使わず管理されています。インドでは識字率が低いことから、弁当の蓋に描かれた集荷ポイントや送り先などを表す記号を見て配達します。このシンプルなやり方、リレーにおけるチームワークの良さと厳密な配達時間の管理等が成功の要因と言われます。企業成績では、まったく宣伝しないのに年間5~10%で成長、自動車等を使わず環境にも配慮、サービス開始以来リストラの記録なし、刑事罰・民事訴訟の記録なし等の記録を誇っています。
かつて旅したインドの街の喧騒を思い出すにつけ、ダッバーワーラーの秩序正しい仕事ぶりや企業成績に驚愕です。どのような職業意識がこれらを支えているのかわかりませんが、人間ってそれぞれの環境に合わせた知恵や工夫によってさまざまなことを成し遂げることができるんですね。(K)
出典:ガジェット通信、Daily News Agency、ウィキぺディア