原子力政策推進活動
理事長メッセージ『試験研究炉の早期の運転再開を』
https://www.jaif.or.jp/president_column53_151002/
国際協力活動
韓国廃炉調査ミッションが来日
韓国の原子力産業界では、近い将来に直面する原子力発電所の廃止措置への取り組みの一環として、海外における廃止措置の現状や技術開発の動向などについての調査を進めています。当協会のカウンターパートであるKAIF(韓国原産)との協力の一環として、今回、廃炉調査ミッションを受け入れ、漢陽大学を始めとする大学関係者のほか、廃炉関係の企業担当者、技術者、地方自治体職員等の計26名が来日しました。
詳しくは以下をご覧ください。
https://www.jaif.or.jp/kr-decommissioning-mission2015/
第33回日韓原子力産業セミナーの開催について(2015.10.27~30)
当協会では、韓国原子力産業会議(KAIF)との間の協力覚書に基づき、原子力開発・利用に関する情報・意見交換を行うことにより、日韓両国の原子力関連の産業レベルにおける協力を促進し、原子力関連産業の一層の発展を目的として、1979年以来、KAIFとの共催で「日韓原子力産業セミナー」を、日韓交互に開催しております。
詳しくは以下をご覧ください。
https://www.jaif.or.jp/33rd-jpkr-seminar_announcement/
第59回IAEA総会への参加(ブース展示、IAEA幹部との懇談)(2015.9.14~18)
IAEA総会開催中の9月14日から18日まで、原産協会は、東芝、日立GEニュークリアエナジー、三菱重工業の3メーカーの協力の下、日本原子力研究開発機構(JAEA)、放射線医学研究所、東京電力と日本ブースを出展しました。今年の日本ブースは、「Life, Safety and Prosperity — From Fukushima, to the World and for Next Generation」をテーマとし、日本全体として、福島第一事故の経験を踏まえ、日本の原子力技術で世界や次世代に貢献していく姿をアピールしました。
詳しくは以下をご覧ください。
https://www.jaif.or.jp/59th-iaea-ga_report/
会員との連携活動
2015年度第3回原産会員フォーラムを開催
当協会は9月30日、「2015年度第3回原産会員フォーラム」を東京霞ヶ関の東海大学校友会館で開催し、東京理科大学大学院イノベーション研究科教授の橘川武郎氏から「エネルギーミックスと原子力発電」と題して、本年7月に示されたエネルギーミックスの本質的な問題点、原子力発電比率が20~22%とされた背景およびそれを達成する上での課題などについて、独自の視点からご講演を頂きました。
なお、講演会には約70名の会員が参加され、活発な質疑応答が行われました。
講演資料は当協会の会員専用ページに掲載しております。
https://www.jaif.or.jp/member/login.php
情報発信・出版物・会合等のご案内
輸送・貯蔵専門調査会にて浜岡原子力発電所を見学
原子燃料物質や放射性廃棄物等の輸送および貯蔵に関する研究・技術開発動向、関連法令、技術基準の国際動向などに関して、講演や関連施設の見学、意見交換を通じて、情報の提供・交換の活動を実施している「輸送・貯蔵専門調査会」では、第72回定例会合として、10月16日に中部電力㈱浜岡原子力発電所を見学しました。
今回の見学会の冒頭に、浜岡原子力発電所の伊原所長から「浜岡原子力発電所では、耐震性強化や津波対策、重大事故対策を自主的に進めるとともに、新規制基準を踏まえた追加対策に取組んでいる。現在、4号機を先行して2016年秋までの工事完了を目指している。今回の見学では、輸送・貯蔵関係以外にも浜岡原子力発電所の安全対策等についても専門家の目で見ていただき、ご指摘をいただければ幸いです。」とご挨拶をいただきました。
引き続いて吉田プラント運営部長から「浜岡原子力発電所の概要」として主にこれまでの安全性向上に向けた取り組みと新規制基準への対応を、三葛原子力部設備設計グループ課長から「浜岡原子力発電所 使用済燃料乾式貯蔵施設」について、新たに設定した基準地震動に対して耐震安全性を確保するために設計を変更し、耐震性能を強化した点等についてご説明をいただきました。
浜岡原子力館にて概要説明
その後、浜岡原子力館、防波壁工事現場、5号機大物搬入口、4号機取水槽、5号機中央制御室および原子炉建屋、使用済燃料乾式貯蔵施設建設予定地、高台、失敗に学ぶ回廊等々を視察しました。
今回は、発電所の施設見学のみならず、発電所で働いている人々が「事故は起こるもの」と考え、日ごろから事故が起きたときの対応を定期的に訓練し、事故から学んだ教訓を風化させることなく技術伝承していこうという姿勢を伺うことができ、参加した輸送・貯蔵の専門家にとっても非常に有益な見学会となりました。
※「輸送・貯蔵専門調査会」では毎年会員募集を行い、7月から1年間活動を行っております。参加ご希望の方は、年度の途中からの参加も可能ですので、当協会までお問い合わせください。
詳細・お問い合せはこちらのURLをご覧ください。
https://www.jaif.or.jp/manpower/yuso/
ホームページの最新情報
*国内、海外ニュースは毎週および随時更新しております。
・韓国廃炉調査ミッションが来日(10/22)
・理事長メッセージ『試験研究炉の早期の運転再開を』(10/2)
・第33回日韓原子力産業セミナーの開催について(9/30)
・第59回IAEA総会への参加(ブース展示、IAEA幹部との懇談)(2015.9.14~18)(9/28)
・福島第一原子力発電所の状況(随時)
・「日本の原子力発電所の運転・建設状況」を掲載(随時)
原産協会役員の最近の主な活動など
[高橋理事長]
10/4(日)~6(火) WANO隔年総会出席に伴うトロント出張
10/19(月) 向坊隆記念国際人育成事業2015年世界原子力大学(WNU)夏季研修報告会(於:原産協会 会議室)
10/22(木) プレスブリーフィング(於:原産協会 会議室)
10/26(月)~30(金) 第33回日韓原子力産業セミナーに伴う韓国出張
[佐藤常務理事]
10/4(日)~6(火) IAEA主催「原子力発電計画における広報・理解促進活動に関する技術会合」出席に伴う福井出張
10/15(木)~16(金) 輸送・貯蔵専門調査会第72回定例会合 浜岡原子力発電所見学会
10/19(月) 向坊隆記念国際人育成事業2015年世界原子力大学(WNU)夏季研修報告会(於:原産協会 会議室)
10/22(木) プレスブリーフィング(於:原産協会 会議室)
10/30(金) 2015年度第3回原産会員フォーラム(於:東海大学校友会館)
げんさんな人達(原産協会役・職員によるショートエッセイ)
◇家系ラーメンとは◇
みなさんは「家系ラーメン」をご存知でしょうか?家で作ったラーメンのことではありません。
横浜市発祥の豚骨醤油ベースのこってりラーメンで、太いストレート麺が特徴です。家系ラーメンを出す店は、ほとんど名前の語尾に「○○家」とつけています。その源流は横浜市磯子区にあった「吉村家」と言われており、横浜には約150店舗の家系ラーメンがあるそうです。ちなみに吉村家の幹線道路の向かいに、流れを継いで新しく創業した新店舗「杉田家」ができ、その後吉村家は横浜駅の近くに移転しました。
私がよく訪れるその「杉田家」ではラーメン650円とお手ごろ価格で、その作り方を見るとラーメンに対する情熱を感じることができます。
①大量のガラからだしをとる。
(非常に大きなガラが鍋に放り込まれているのがカウンター越しに見えます。)
②麺の湯きりをする(体全体をばねのように使った湯きり)
③スープを注ぐ。
④具(チャーシュー、のり、ほうれん草など)を入れて完成!!
ある家系ラーメン屋いわく「最近、豚骨からきちんとだしをとらず、既製品を使っている店がある。本物の家系ラーメンを見分ける方法は、店の前に立ったときに豚骨のあの強烈な匂いがするかどうかだ!」とのこと。ただし「○○家」という名前の店だからといって、必ず「家系ラーメン」とは限りませんのであしからず。
新橋駅周辺では「八七三家」という家系ラーメン屋もあります。本物のこってりラーメンを食べてみたい!という人は、ぜひ一度ご賞味あれ。(K.F)