原子力政策推進活動
「2016年原子力新年の集い」開催における今井会長挨拶
https://www.jaif.or.jp/chairmans-new-year-message2016/
高橋理事長の所感『2016年の年頭にあたり』
https://www.jaif.or.jp/president-new-year-message2016/
理事長メッセージ『北朝鮮の核実験に強く抗議する』
https://www.jaif.or.jp/president_column55_160108/
東海大学でキャリア支援
東海大学工学部原子力工学科では、大学OBから学生時代にどのように過ごし、今の職種をどのように選択してきたのか等について聞き、学生自身が今後の勉強を行っていく上での方向性、勉強姿勢・取組み方等を自分自身で計画的に習得していくなど、将来の就活へと自主的に展開できる能力育成を目指したキャリア教育講座を、初年次生を対象に実施しています。
当協会では、同大学原子力工学科の先生の要請により、原子力人材育成のネットワーク活動の一環として、2015年11月30日(月)に同キャリア教育講座にて、大学OBの原産職員が講師をつとめ、原産協会の活動や大学で学んだ専門知識が業務にどのようにして役に立っているかなどについて講義を行いました。
同講座には、原子力工学科1年生全員(約40人)のほか、自主参加の3年生約30人が参加し、90分の授業を熱心に聴講されていました。
また、講師からは、日本国内では未だに処分場の場所が決まっていない高レベル放射性廃棄物処分の問題について、どうして貯蔵ではなく、地層処分するのかなど地層処分の概要についても情報提供を行いました。
学生からは、「海洋資源学科での資源探査・地質調査などの経験が後の原子力関連業務にどのように役立ったのか」と質問があり、OB職員は、「地質調査を行う際に用いられる物理探査の手法の中には、物理検層でCo60を放射線源として使った密度検層があることや調査に必要な資格を取得したことなど、これらの経験や資格取得による専門知識の蓄積が理解促進活動の業務に役立っている」と回答しました。
なお、同キャリア教育講座は1回あたり3部で構成され、第1部では企業についての事前調査と資料のまとめ、第2部では大学OBによる企業・キャリア紹介、第3部では、グループ・全体発表を通して事業内容をしっかりと捉え、そのためのスキルがどのようにあるべきかを自覚できる資料作成を行うことになっています。
第49回原産年次大会プログラムのご案内
当協会は、主要活動のひとつとして、国内外から広く関係者の参加を得て、毎年春に「原産年次大会」を開催しています。大会では、エネルギー・原子力開発利用上の重要な問題についての意見発表や討論を行い、本大会を通して得られた重要課題とその解決策を見出すべく、関係者が認識や意識を共有するとともに、交流・相互理解に資することを目的としています。
第49回大会は、「Energy for Us ― 未来へつなぐ原子力」を基調テーマに、わが国社会が目指すべき姿やエネルギー問題全体を考えるなかで、原子力の価値を再確認するとともに、原子力の価値を国民と共有するにはどうしたら良いか、世界的なエネルギー安全保障や地球温暖化問題の視点も踏まえながら考える機会とします。
○会期:2016年4月12日(火)~13日(水)
○会場:東京国際フォーラム ホールB7
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1
TEL:03-5221-9000
http://www.t-i-forum.co.jp/general/access/
○プログラム:以下のウェブサイトをご参照ください。
https://www.jaif.or.jp/49th-annual/
*詳細プログラムおよび参加登録については、上記ウェブサイトに1月末頃の掲載を予定しています。
○お問い合わせ先:日本原子力産業協会 国際部
TEL:03-6812-7109
E-mail: 49th-annual@jaif.or.jp
国際協力活動
世界原子力展示会(WNE)および海外の原子力産業に関するセミナーのご案内
2016年6月、フランス・パリにて、原子力技術をテーマとした展示会、World Nuclear Exhibition (通称WNE)が
開催されます。
当協会と、同展を主催するReed Expositionsは、業界における日本企業のプレゼンス向上とビジネス促進を目的に、
Japanパビリオンを後援、2月9日(火)、同展の説明会を開催する事となりました。
当日はフランス大使館のエネルギービジネスプロモーション担当によるフランス国内外の原子力産業に関する
プレゼンテーションの他、歓談の時間もございます。情報収集や他企業様との情報交換の場としても、ご活用
頂ければ幸いです。
詳しくは以下をご覧ください。
https://www.jaif.or.jp/wne-exhibition-seminar/
英文版バイヤーズガイド2016-2017 掲載企業募集のお知らせ
当協会では、海外向けに原産協会会員各社の業務内容やコンタクト先を英文で紹介する「バイヤーズガイド」を、
2年ぶりに改訂いたします。
バイヤーズガイド」は日本の幅広い原子力産業界をコンパクトに紹介する唯一の資料として、海外VIP来日時や、
国内外の会議、展示会等において広く配布するもので、海外関係者からも有益な資料として好評を得ています。
つきましては、今般の改訂版作成にあたり、掲載原稿を募集いたします。
お申し込み等詳細につきましては、以下をご覧ください。
https://www.jaif.or.jp/buyersguide2016-2017_announcement/
会員との連携活動
「2016年原子力新年の集い」を開催
当協会は6日、都内のホテルで「原子力新年の集い」を開催しました。会員企業、駐日大使館、政府関係機関等から約900名が一堂に会し、新しい年の幕開けにあたり親睦を深め合う場となりました。
冒頭、挨拶に立った今井敬会長は、2015年を振り返り、九州電力川内1、2号機が営業運転に復帰したことから、「再稼働元年」と歓迎の意を述べました。また、新規制基準施行後、原子炉設置変更許可に至ったプラントが、PWRの5基に留まっている審査の進捗状況を、「まだまだ加速しなければならない」と憂慮した上で、BWRの審査の進展に期待を示しました。
来賓としてご挨拶をいただいた北村経夫経済産業大臣政務官は、引き続き廃炉・汚染水対策にしっかりと取り組んでいくことおよび住民のご理解を得つつ、新規制基準に適合した発電所は、今年も順次再稼働していくことを強調されました。
引き続き、挨拶に立った八木誠電気事業連合会会長は、徹底した安全対策に努め、国民のご理解を得ながら、原子力発電が「重要なベースロード電源」として役割を果たしていく取り組みを加速していかなければならないとの決意を示されました。
情報発信・出版物・会合等のご案内
「COP21合意に対する米国の対応」
当協会国際部より、米国の原子力政策動向「COP21合意に対する米国の対応」を掲載しました。
詳しくは以下をご覧ください。
https://www.jaif.or.jp/us-response_cop21/
合同企業説明会「原子力産業セミナー2017」の特設サイトがオープン
当協会と関西原子力懇談会が、来る3月13日(日)東京、3月20日(日)大阪で開催する合同企業説明会「原子力産業セミナー2017」の特設サイトが、当協会ホームページ内にオープンしましたのでお知らせします。
下記よりセミナー情報をご覧いただけます。
https://www.jaif.or.jp/manpower/support/seminar/
ホームページの最新情報
*国内、海外ニュースは毎週および随時更新しております。
・合同企業説明会「原子力産業セミナー2017」の特設サイトがオープン(1/21)
・「2016年原子力新年の集い」開催における今井会長挨拶(1/15)
・世界原子力展示会(WNE)および海外の原子力産業に関するセミナーのご案内(1/13)
・COP21合意に対する米国の対応(1/12)
・理事長メッセージ「北朝鮮の核実験に強く抗議する」(1/8)
・英文版バイヤーズガイド2016-2017 掲載企業募集のお知らせ(1/8)
・理事長メッセージ『2016年の年頭にあたり』(1/1)
・福島第一原子力発電所の状況(随時)
・「日本の原子力発電所の運転・建設状況」を掲載(随時)
原産協会役員の最近の主な活動など
[今井会長]
1/6(水) 原子力新年の集い(於:東京プリンスホテル)
1/28(木) 2015年度 第5回理事会(於:原産協会 会議室)
[高橋理事長]
1/6(水) 原子力新年の集い(於:東京プリンスホテル)
1/26(火) プレスブリーフィング(於:琴平タワー3F 会議室)
1/28(木) 2015年度 第5回理事会(於:原産協会 会議室)
1/28(木) 第2回もんじゅの在り方に関する検討会(於:文部科学省)
[佐藤常務理事]
1/6(水) 原子力新年の集い(於:東京プリンスホテル)
1/26(火) プレスブリーフィング(於:琴平タワー3F 会議室)
1/28(木) 2015年度 第5回理事会(於:原産協会 会議室)
げんさんな人達(原産協会役・職員によるショートエッセイ)
◇リサイクル燃料でタイムトラベル?!◇
私のお気に入りの映画は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)』。
[スティーブン・スピルバーグ総指揮/ロバート・ゼメキス監督、1985年製作]
ごく普通のアメリカの高校生の少年が自動車型のタイムマシン(デロリアン)に乗って【現在(1985年)】から、両親がまだ結婚する前の【過去(1955年)】や自分の子供が高校生に成長している【未来(2015年)】へと時空を超えて旅をする物語である。
東京のイベントで展示されたデロリアン
では、このタイムマシンの仕組みはどうなっているのか?
実はデロリアンを時速88マイル(約140km/h)のスピードに加速するとともに、「1.21GW(=121万KW)」のエネルギーが発生した時に次元転移装置が作動しタイムトラベルが行えるという仕組みなのだ。
それでは、いったいどのように121万KWもの膨大なエネルギーを発生させることができるのだろうか?
映画の中ではデロリアンが訪れた時代によって利用したエネルギーが異なっている。
【過去(1955年)】・・・「時計台に落ちた雷」
【現在(1985年)】・・・「プルトニウム」(設定ではテロリストから騙し取ったもの)
【未来(2015年)】・・・「ゴミ箱の空き缶や生ごみ(=リサイクル燃料)」
デロリアン内部
ちなみに、昨年2015年には映画でデロリアンが訪れた未来の年を記念して東京で開催されたイベントにて、映画と同様にゴミ(古着)を燃料にして実際にデロリアンを走らせている。30年前に映画で描かれていたリサイクル燃料による走行が実現しているのだ。
いつか現実にリサイクル燃料でタイムトラベルできる日も、そう遠い未来ではないかもしれない...。 (K2)