原子力政策推進活動
第49回原産年次大会を開催しました
当協会は、4月12日(火)~13日(水)、東京国際フォーラムにて第49回原産年次大会を開催いたしました。
国内外から約850名が参加し、「Energy for Us ― 未来へつなぐ原子力」を基調テーマに、世界の視点も踏まえながら原子力の価値について考えました。
なお、来年の原産年次大会は2017年4月11日(火)~12日(水)を予定しています。
当日の講演資料はこちらをご覧ください。
https://www.jaif.or.jp/49th-annual/programme/
第49回原産年次大会併設「簡易展示」を実施、10機関と福島物産が出展
当協会は、4月に開催した「第49回原産年次大会」において展示コーナーを設け、会員の活動をアピールする場を
提供いたしました。今年で3回目となる展示コーナーには、10機関から出展がありました。
https://www.jaif.or.jp/49th-annual_exhibition/
情報発信・出版物・会合等のご案内
「世界の原子力発電開発の動向2016年版」を刊行
当協会は、4月6日に「世界の原子力発電開発の動向2016年版」を刊行いたしました。本書では、当協会が世界の
電力会社等に行った調査の回答などに基づいて、2016年1月1日現在のデ-タを集計し、アジア地域を中心として
着実に進展する運転開始の状況、新規導入国の建設計画等の世界の動きのほか、各国の発電所における安全対策と
原子炉廃止措置への取り組みに関するアンケート調査結果を掲載しました。
https://www.jaif.or.jp/doukou2016_announcement/
「輸送・貯蔵専門調査会」2016年度会員募集
当協会が実施している「輸送・貯蔵専門調査会」では、原子燃料物質等の輸送および貯蔵に関する研究・技術開発
動向、ならびに関連法令や技術基準の国際動向の現状などに関し、講演、関連施設の見学、意見交換を通じた専門
情報の提供・交流活動を実施しています。
今後も原子力開発利用の進展状況や会員のニーズに対応して活動を展開してまいりますので、多数の皆様のご参加を
お待ちしています。
※参加申し込みは、こちらをご覧ください。https://www.jaif.or.jp/manpower/yuso/
「脱原子力 ドイツの実像」(A4サイズ 112ページ)を発行しました
web掲載記事はもちろん、ドイツにまつわる図表/写真/エッセイ等を収録しています。
詳しくはこちらをご覧ください。https://www.jaif.or.jp/tag/norg/
ご希望の方には無料で差し上げますので、下記までご連絡ください。
お問い合わせ先:原子力産業新聞編集室
TEL:03-6812-7103
E-mail:shinbun@jaif.or.jp
全国シンポジウム「いま改めて考えよう地層処分」開催のご案内
経済産業省資源エネルギー庁・NUMOは、シンポジウム「いま改めて考えよう地層処分」を5月9日(東京)をはじめ
全国9都市で開催します。
開催情報・参加申込は下記リンク先をご覧ください。
ホームページの最新情報
*国内、海外ニュースは毎週および随時更新しております。
・第49回原産年次大会を開催しました(4/21)
・第49回原産年次大会併設「簡易展示」を実施、10機関と福島物産が出展(4/19)
・会長メッセージ 第49回原産年次大会 今井会長 所信表明(4/12)
・「世界の原子力発電開発の動向2016年版」を刊行しました(4/6)
・「第31回 韓国原子力産業会議年次大会」の開催について(4/1)
・福島第一原子力発電所の状況(随時)
・「日本の原子力発電所の運転・建設状況」を掲載(随時)
原産協会役員の活動状況(4/1~4/24)
[今井会長]
4/12(火)~13(水) 第49回原産年次大会 (於:東京国際フォーラム)
[高橋理事長]
4/6(水) 第6回もんじゅの在り方に関する検討会(於:文部科学省)
4/9(土)~10(日) 第1回福島第一廃炉国際フォーラム(於:いわき市)
4/12(火)~13(水) 第49回原産年次大会 (於:東京国際フォーラム)
4/13(水) 原子力の若手フォーラム準備会合 (於:虎ノ門琴平タワー会議室)
4/18(月)~20(水) 韓国水力・原子力発電会社(KHNP)シンポジウムでの講演に伴う韓国出張
[佐藤常務理事]
4/12(火)~13(水) 第49回原産年次大会 (於:東京国際フォーラム)
4/13(水) JAIF地域ネットワーク意見交換会 (於:東京国際フォーラム)
4/18(月) エネルギー原子力・政策懇談会(於:ホテルグランドパレス)
げんさんな人達(原産協会役・職員によるショートエッセイ)
◇ウルトラマンの故郷は実在する!!◇
突然ですが、皆さんはウルトラマンの故郷はどこか、ご存じでしょうか?
答えは、「M78星雲」です。
「そんなん、一般常識やんか!」という方も多いと思いますが(…いや、そんなコトはないか)、では「そのM78星雲が実在する」というコトはご存じでしょうか?
M78星雲の「M」は、18世紀のフランスの天文学者、メシエ(シャルル・メシエ)の頭文字をとったものです。
メシエは、新しい彗星(ほうき星)を探すことに熱心でした。彗星は、比較的ぼーっと見える天体なのですが、いざ彗星を探そうとすると、夜空には同じようにぼーっと見えて彗星とまぎらわしい天体(星雲や星団)が多く、それが支障となりました。
そこでメシエは、そうしたまぎらわしい天体をリストアップしました。こうしてできた一覧表がいわゆる「メシエカタログ」で、「M」の後ろに1から順に番号が付けられています。有名どころでは、M31(アンドロメダ銀河)やM42(オリオン大星雲)などがありますが、M78星雲は、このメシエカタログの78番目に記録されている実在の天体なのです。
地球からは、オリオン座の方向(三つ星の左上)に見えますが、あまり明るくないので残念ながら肉眼で見ることはできません。さらに、紫外線の強いガス星雲なので、実際にはとても生命が住める環境ではないようです。
中央がM78星雲
M78星雲の位置
ちなみに、ウルトラマンの企画段階では、故郷は「M87星雲」という設定でした。
その後脚本の印刷段階で誤植があって、誤ったままテレビで放映され、それがそのまま定着してしまったそうです。
…結構、ユルいですよね(笑)
もちろん、M87星雲も実在の天体で、地球からはおとめ座の方向に見えます。
それでは、そろそろ3分経ったので、このへんで… <なにわのウルトラマン>
出典(画像):「M78(天体)」ウィキペディア