原子力政策推進活動
理事長コメント 「もんじゅ」の廃炉について
https://www.jaif.or.jp/president_column66_161221/
理事長メッセージ 将来の廃炉を担う技術開発や人材育成に期待する~若い世代に関心を持ってもらうための取組み~
https://www.jaif.or.jp/president_column65_161214/
国際協力活動
第23回日仏原子力専門家会合(N-20)の開催結果
当協会は、11月22、23日の2日間、フランス・サクレーにて「第23回日仏原子力専門家会合(N-20)」を開催いたしました。
https://www.jaif.or.jp/23rd-n20_report/
「第12回中国国際原子力発電産業展示会」について
中国核能行業協会(中国原子力産業協会)が主催する「第12回中国国際原子力発電産業展示会(The 12th China International Exhibition on Nuclear Power Industry, CIENPI 2016)が、2017年4月27日(木)~29日(土)、北京市の中国国際展示センター(China International Exhibition Center)で、開催されます。
https://www.jaif.or.jp/12th-china-nuclear-exhibit2017/
会員との連携活動
「2016年度第5回原産会員フォーラム」浜岡原子力発電所視察を実施
本フォーラムでは、福島第一原子力発電所事故を踏まえた津波対策や重大事故対策が進められている中部電力(株)浜岡原子力発電所の視察を会員28名の参加を得て実施しました。
https://www.jaif.or.jp/2016-05jaif-members-forum/
情報発信・出版物・会合等のご案内
輸送・貯蔵専門調査会 第80回定例会合を開催
当協会は11月29日、「輸送・貯蔵専門調査会 第80回定例会合」を虎ノ門琴平タワー会議室で開催しました。
今回は以下のテーマについて、本分野の第一人者の方々からご講演いただきました。
・PATRAM2016(神戸)報告
1)日本で開催!?(はじめに)
2)PATRAM2016の準備、運営について
3)興味深い発表がたくさん
(a)技術分野1(設計、輸送貯蔵など)
(b)技術分野2(解析、収納物など)
(c)技術分野3(運搬方法、規制など)
(d)技術分野4(プレナリー、ポスター発表)
4)発表だけじゃない(展示、晩餐会など)
5)終わってみれば(総括)
定例会には約40名の輸送・貯蔵専門調査会の会員が参加され、講演後には活発な質疑応答も行われました。
本活動にご関心のある方は、以下をご覧戴き、会員登録願えれば幸いです。
https://www.jaif.or.jp/manpower/yuso/
「NEA Monthly News Bulletin」発行のお知らせ
OECD/NEAは毎月、NEAの活動状況を紹介する「NEA Monthly News Bulletin」を発行しています。NEA事務局では、広く日本の関係者の参考に供するため、同Bulletinのニュース速報の目次(日本語仮訳)を提供しています。
下記リンク先よりニュース本体や資料等をご覧いただけます。
https://www.jaif.or.jp/paper_db/member-melmag/nea_news/112016.pdf
会員専用HPの更新情報
げんさんな人達(原産協会役・職員によるショートエッセイ)
◇つらいことはすぐ忘れる◇
先月中旬、福岡市及び糸島市(福岡市の西に隣接した市)にて福岡マラソンという市民マラソンが開催された。福岡マラソンは今年で3回目を迎え、種目はフルマラソン(42.195km)、車いす競技およびファンラン(いずれも5.2km)がある。フルマラソンは、天神(福岡の繁華街)をスタートし、糸島市交流プラザ志摩館をゴールとする折り返さない片道のマラソンであり、玄海灘を一望しながら走ることができるため、抽選倍率も4倍程度と人気も高い。かくいう私も20代後半までに3回のフルマラソンの経験があり、もう二度と走ることはないと思っていたが、福岡開催であることと、子供に勇姿を見せたい思いで、参加を決意し、福岡マラソン初回以来、毎年参加応募をしていた。そして今年、初めて福岡マラソンに当選し、およそ15年ぶりにフルマラソンを走ることになった。
今回、久々のマラソンであったため、目標を「ケガなく完走」としていた。加齢を考慮して、以前と比較すると頻度、距離ともに練習量は多かった。また、マラソンに関する本を参考に練習に反映したり、以前にはない試みにも取り組み、無理のない自分のペースもつかみ、最後まで歩くことなくゆっくりと走り続けようと意識していた。
マラソン当日の朝、清々しい晴天の中、天神の渡辺通り(福岡市のメインストリート)には出場者1万人強のランナーがスタートを今か今かと待っていた。その光景は、まるでアリーナライブ開演前の光景にも似ており、全身に鳥肌が立つほどの高揚感があった。いざスタートし、14kmまでは順調だったが、左足ふくらはぎに痛みが走った。棄権という不安もあったが、痛みにも慣れ25kmまでゆっくり走り続けることができた。しかし、25kmの給水ポイントを境に甘えが出て、歩く頻度が増え後半はほとんど歩いていたような気がする。結果は4時間56分で完走し、目標を達成することができた。以前の記録(いずれも4時間半前後)を更新できなかったのは、加齢によるものではなく、途中から歩いた精神力の弱さによるものと痛感した。走った後は達成感もなく、ただただ辛さだけが残った。しかし、その辛さも数日過ぎたらすぐに忘れ、人は忘れる生き物だと実感した。
一方、元々目的でもあった家族からの応援については、自宅からマラソンコースまで1時間程度を要すこと、人が多すぎて私を見つけられる保証がないこと、子供の習い事があること等を理由にあっさりと断られ、勇姿(醜態?)を子供に見せることは叶わなかった。残念ではあったが、挑戦する姿勢は子供に届いたと思う。
今回のマラソンを通じて、いくつか気付いたことがあった。それを以下に挙げる。
・シューズ、時計、時間計測システム等の技術進歩が著しいこと。
・音楽(「負けないで」、「ランナー」等)による声援は極めて心に響くこと。
・マラソン後の筋肉痛は、上りよりも下りがつらいこと。
・辛いことであっても、そう長くは記憶できないこと。
来年は、東京マラソンに応募するとともに、富士登山にも挑戦したい。
(懲りないランナー)