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原産協会メールマガジン4月号 2014年4月25日発行 |
Index
□4件の理事長メッセージを発表
□「信頼回復への決意」を基調テーマに、第47回原産年次大会を東京で開催
□映画「パンドラの約束」の試写会を開催
□「放射線授業実践報告会(高校版)」を開催
□2014年版「世界の原子力発電開発の動向」を刊行
□冊子「あなたに知ってもらいたい原賠制度2013年度版」を刊行
□4件の理事長メッセージを発表
○『トルコ共和国およびアラブ首長国連邦(UAE)との原子力協力協定承認にあたって』 (4/18)
http://www.jaif.or.jp/ja/news/2014/president_column29_140418.pdf
〇『「重要なベースロード電源」としての役割を果たすため に~エネルギー基本計画の着実な実現を~』 (4/11) http://www.jaif.or.jp/ja/news/2014/president_column28_140411.pdf 〇『「福島第一廃炉推進カンパニー」設立にあたって~現場最 優先で廃炉に向けた着実な進展を期待する~』 (4/7) http://www.jaif.or.jp/ja/news/2014/president_column27_140407.pdf 〇理事長メッセージ『田村市都路地区の避難指示解除にあたって』 (4/1) http://www.jaif.or.jp/ja/news/2014/president_column26_140401.pdf
□ 「信頼回復への決意」を基調テーマに、第47回原産年次大会を東京で開催
当協会は15、16日の両日、東京都・有楽町の「東京国際フォーラム」で、「第47回原産年次大会」を開催。国民の信頼回復などの重要課題について、31か国・地域、3国際機関から約760人の有識者や産業界関係者が参加し、活発な議論を行いました。
大会の冒頭に所信を述べた今井敬 原産協会会長(=写真右)は、国民の信頼の回復にむけ、事業者の安全向上等の取り組みなどを国民に伝え、「不安と懸念の解消に全力を挙げなければならない」と強調しました。
今井会長は、福島の復興加速と被災者の生活再建が「我々の使命」とするとともに、政府のエネルギー基本計画で原子力発電は重要なベースロード電源に位置付けられたことについては、「政策の方向性が国内外に示されたものと高く評価する」と述べ、そのうえで「とりわけ、事業者のトップには、『福島第一原子力発電所と同様な事故は、二度と起こさない』という決意を事業経営の柱としていただきたい」としました。
(今井会長の所信表明の全文はこちらをご覧ください。)
http://www.jaif.or.jp/ja/annual/47th/47th-chairman_opening-address.html
また、挨拶を寄せた赤羽一嘉 経済産業副大臣(代読:資源エネルギー庁・高橋泰三 電力・ガス事業部長)は、「国民の理解と信頼が不可欠であり、安全神話と決別し安全性を不断に追求することが重要だ。自主的に不断に安全を追求する体制を確立し、原子力施設の安全を最優先にする安全文化の醸成に取り組んでほしい」と産業界に取り組みの一層の強化を促されました。
開会セッションの「特別講演」では、クリスティン・スビニッキ米国原子力規制委員会(NRC)委員から、国民の信頼を構築する原子力安全規制のあり方が、岡芳明
原子力委員長からは、原子力の安全性と国際競争力の向上などが訴えられました。
岡芳明 原子力委員長 | クリスティン・スビニッキ米国原子力規制委員会委員 |
15日午後のセッション1「原子力への信頼回復」では、田中伸男 当協会理事がモデレーターを務め、八木誠 電気事業連合会会長が、信頼回復に向けた産業界の取り組みと決意を伝えるとともに、続くパネル討論では、海外の視点も交え信頼を回復するには何が必要か議論を深めました。
八木誠 電気事業連合会会長 |
パネル討論でモデレーターを務めた田中伸男 当協会理事 |
セッション1 パネル討論の様子 |
翌16日のセッション2「2050年の原子力」では、澤昭裕 21世紀政策研究所研究主幹がモデレーターを務め、ジャン・ポール・ポンセレ欧州原子力産業協会(FORATOM)理事長から、多岐にわたるエネルギー政策を持つ欧州の原子力について今後の課題が、フランクリン・エレパモ・オサイサイ
ナイジェリア原子力委員会委員長からは、ナイジェリアにおける原子力開発計画と基盤構築における課題が語られました。
澤昭裕 21世紀政策研究所研究主幹 | ジャン・ポール・ポンセレ 欧州原子力産業協会理事長 |
フランクリン・エレパモ・オサイサイ ナイジェリア原子力委員会委員長 |
16日午後の福島セッション「福島の復興と地域再生」では、加藤秀樹 構想日本代表がモデレーターを務め、ウラジミール・ウドヴィチェンコ ウクライナ・スラブチチ市長からビデオメッセージを頂くとともに、続くパネル討論では、遠藤雄幸
川内村長をはじめ、福島の経済界、大学、マスコミの方々から復興に向けた取り組みや思いを伺い、地域の復興・再生のための課題を議論しました。
ウラジミール・ウドヴィチェンコ ウクライナ・スラブチチ市長からのビデオメッセージ |
加藤秀樹・ 構想日本代表 |
福島セッション パネル討論の様子 |
各セッション登壇者の発表資料の一部をこちらに掲載しています。
http://www.jaif.or.jp/ja/annual/47th/47th-annual_presentation.html
また、本大会開催に併せ、サイドイベントとして、「技術展示」、「東アジア原子力フォーラム」、「次世代グローバルトーク」、「JAIF地域ネットワーク交流会」を開催しました。
■技術展示
当協会は「第47回原産年次大会」において、東北の復興に向けた新技術の紹介や福島の支援に関連した取組みなどをテーマとした、会員企業による技術展示を初めて実施しました。
展示コーナーを年次大会のコーヒーブレイク・レセプション会場内に設置したことから、当日は多くの来場者が各ブースを興味深げに覗いたり、展示担当者と熱心に意見交換を行なったり、中にはサンプルの提供を要望されるなど、活発な交流が行なわれました。その他、前日に開かれた東アジア原子力フォーラムに参加した台湾側参加者(企業・研究機関)からの要望により、ビジネス交流も行なわれました。
本展示コーナーへの出展企業は以下の通り。
【出展企業】(株)IHI、(株)アトックス、ウツエバルブサービス(株)、丸紅ユティリティ・サービス(株)、岡山大学 耐災安全・安心センター、グンゼ(株)、信越化学工業(株)、(株)東芝/日立アロカメディカル(株)、日立GEニュークリア・エナジー(株)、(株)フジキン、伊藤忠商事(株)(マコー(株)、ニルフィスクアドバンス(株))、公益財団法人海洋生物環境研究所、東北エネルギー懇談会
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展示会場の様子 |
■第2回東アジア原子力フォーラム
当協会は14日、東京国際フォーラムに於いて「第2回東アジア原子力フォーラム」を開催しました。セミナーへは日本側出席者38名のほか、韓国代表団6名、台湾代表団9名が参加。そのほかオブザーバーとして中国から1名が参加されました。
主な海外からの御出席者は以下の通りです。
中国 レイ・メイファン 中国核能行業協会(CNEA) 国際協力部長
韓国 ミン・ゲホン 韓国原子力産業会議(KAIF) 常勤副会長
ジョン・ハファン 韓国水力原子力社(KHNP) 上級副社長
チュン・ビュンテ 韓国原子力推進機構(KONEPA) 会長
台湾 マイケル・チャン 台湾電力 執行秘書
ツァウ・ソンナン 原子能委員会 核能管制處 組長
ワン・リーファ 台湾核能級産業発展協会(TNA) 副秘書長
なお来年の第3回フォーラムは、韓国原子力産業会議(KAIF)がホストとなり、韓国で開催されることが決定しました。
アジェンダ1:エネルギーおよび原子力の最新動向
【日本側発表】「日本のエネルギーの将来-岐路に立つ原子力発電とエネルギー政策」
村上 朋子 日本エネルギー経済研究所 戦略研究ユニット 原子力グループ グループマネージャー
【韓国側発表】「韓国の原子力発電の現状と将来」
パク・インスク 韓国水力原子力社(KHNP)技術政策・戦略部長
【台湾側発表】「台湾における最新のエネルギーおよび原子力動向」
ワン・リーファ 台湾核能級産業発展協会(TNA)副秘書長
アジェンダ2:原子力の広報活動および理解活動
【韓国側発表】「KONEPAの原子力発電理解促進プログラム-SNSの活用」
シン・キボ 韓国原子力推進機構(KONEPA)広報部長
【台湾側発表】「福島事故後の信頼回復」
マイケル・チャン 台湾電力 執行秘書
【日本側発表】「原子力に対する世論動向と理解活動」
森田 浩司 電気事業連合会 広報部部長
同フォーラムの概要報告、配布資料につきましては、当協会の会員専用ウェブサイトに掲載しております。
第2回東アジア原子力フォーラム会場風景 |
■次世代グローバルトーク
当協会は16日午後、国内若手人材の国際化とリーダー育成の支援ならびに国内の若手人材間の人的ネットワーク構築の促進を目的に、海外の原子力産業界のリーダーと国内の若手との対話「次世代によるグローバル・トーク」を開催しました(=写真下)。今回リーダーとしてリーシング世界原子力協会(WNA)事務局長に協力いただき、電力、メーカー、商社、研究機関、建設会社、団体から10名の若手が参加しました。
若手参加者は、年次大会「セッション1」でのリーシング事務局長のプレゼンテーションを聞いた後、2010年WNU夏季研修に参加経験を有する荻野晴之氏(一般財団法人 電力中央研究所原子力技術研究所
放射線安全研究センター 主任研究員)ファシリテートのもと、福島第一原子力発電所事故を経験して、日本の原子力界の若手が悩んでいることや今後の取り組みとして必要と感じていること等をリーシング事務局長のプレゼンテーションを中心として率直に語り合い、リーシング事務局長から若手へのアドバイスをいただきました。
若手参加者からは、「リーシング事務局長から原子力産業界、若手へのメッセージをいただき世界が日本に対して期待していることについて知ることができた。世界の原子力の中で自分の仕事の立ち位置、また今後の原子力の動向について広い視点で考える良いきっかけとなった。」「外国の専門家が福島第一原子力発電所事故をどのように考えているのかよく理解できた。また、同世代で他社の若手と意見交換することで、新しい考え方を学ぶことができた。」「リーシング事務局長のお話において、今後、日本の原子力業界に携わる者の姿勢として重要な示唆を与えて戴いた様に思います。もっと自信を持って業務に臨める様に邁進したいと思います。」等の声をいただきました。
また、リーシング事務局長からは若手に対し、「日本の原子力は厳しい状況ではあるが、原子力産業界の一員として自信と誇り(proud)を持ち希望を抱き前進してほしい」とのメッセージをいただきました。
■JAIF地域ネットワーク第9回意見交換会
当協会は「第47回原産年次大会」翌日の17日、「JAIF地域ネットワーク第9回意見交換会」を開催しました。
「JAIF地域ネットワーク」は、2008年6月に発足し、全国のメンバー相互の情報交換や交流を通じて正確な情報の共有を図り、意見を交換することによって社会の原子力に対する理解促進を目指す活動を行っています。メンバーには、全国各地のオピニオンリーダー、教育関係者、消費者団体関係者、草の根グループなどを中心に、現在、個人メンバー82名と9団体が登録しています。
今回は、北は北海道から南は鹿児島まで全国各地域のJAIF地域ネットワークメンバー30名が参加し、原産年次大会二日目の「福島セッション」を傍聴、17日の意見交換会では、メンバーからそれぞれの地域での活動報告をしていただいた後、「原子力を取り巻く地域の現状と活動状況」「再稼動と信頼」という二つのテーマについて意見交換を行いました。
メンバーからは、原子力の信頼回復について産業界に求める事として、「正確な情報を出す」「地域の人を大切にする」「9.11以降セキュリティが厳しくなった発電所見学の規制緩和」「一方的な情報提供ではなく私たちの話に耳を傾けてほしい」等、また地域での活動については「とにかく現場に行き話を聞く」「信頼関係構築には時間がかかるのでじっくり取り組む」など、また、「福島セッション」を傍聴した感想なども多数いただき、活発な意見交換が行われました。
同時開催したワークショップでは、初めての試みとして「ディベート」を行いました。これは、物事をあらゆる可能性、視点から見る訓練として、メンバーの日頃の活動の一助となるように行なったものです。日常的なテーマでスタートし、参加メンバーのほとんどがディベート初体験でしたが、肯定側、否定側、審判の三つの役割を全員がローテーションでこなし、白熱した議論が飛び交いました。
今後もJAIF地域ネットワークでは、メンバーの活動に寄与できるような情報提供、交流の場の創出を行なっていきます。
当協会は、昨年6月に全米で公開され、地球環境問題等多角的側面から原子力をとりあげ、大きな話題となった映画「パンドラの約束」試写会を3月24日に開催し、800名という数多くの参加者を得ることができました。
原子力規制委員会による原子力発電所についての適合性確認が行われていますが、世論調査等の結果を見ると、再稼働に対して、半数以上の方々が不安を持っているという結果が示されています。
この映画を通じて、地球環境問題を始め、エネルギー問題を自らの問題として捉えるきっかけとし、会員を中心に原子力の理解を深めることを期待して実施したものです。
また、この映画は、進行のテンポが速く、ある程度エネルギー問題に関心を持っている人でも、すべての内容の把握が難しいとの評価があることから、この映画について、当協会田中伸男理事(日本エネルギー経済研究所特別顧問)による映画のポイントをご説明頂くビデオを制作し、本編映画の上映前に紹介しました。
このビデオの中で、田中理事は、「原子力の問題を考えるにあたって、安全、環境、技術、エネルギー・セキュリティの問題など、ありとあらゆる関係する事象、それから証拠を世界中から集めてきて、1つにまとめた」映画であること、「(原子力に関する)情報が十分に伝わっていない。産業界に従事する人は、原子力のリスクというのはどういうところにあり、過去どういうことが起こったか、それがいったいどういう風に乗り越えられてきたか。これをやっぱり包み隠さずわかりやすく説明することだろう」と解説されました。
また、上映後には、鈴木達治郎原子力委員長代理(当時)(=写真右)に、エネルギー問題を考える上でのヒントやこの映画についての考察をご講演頂きました。その中で、鈴木委員長代理は、原子力委員会に入った時には、「根拠ある合理的な政策決定を目指す」ことを目標としていたが、東日本大震災を経験して教訓として学んだことは、「政策を議論していく上で合理性に加え、人間性を忘れてはいけないということ」という事を話されました。
信頼回復に向けて、原子力産業界に与えられた課題かもしれません。
終了後に頂いたアンケートの結果を見ても、殆どの人からは、映画について満足したとの回答を得ることができました。さらに、友人等に勧めたいと思う人が約80%と高い評価を得ることができました。
また、田中理事による映画紹介のビデオにつきましては、試写会上映会後、さらに詳細版を作成し、当協会のHP ( http://www.jaif.or.jp/ )に紹介していますので、ご覧ください。
当協会は、高校教員を主な対象とする「放射線授業実践報告会(高校版)」を3月22日、東京で開催しました。
これは、当協会が、産官学連携による「原子力人材育成ネットワーク」の初等中等教育支援分科会事務局として、放射線について人々が自ら考え行動できるよう、基礎となる放射線の知識や認識の普及を図ることを目的に行っている、初等中等教育(小中高校)教員支援活動のひとつです。
報告会では、3人の高校の物理の先生から、それぞれの先生が取り組んでいる放射線授業の内容について発表がありました。また、学校の先生、教科書・教材会社、原子力関係研究機関・産業界関係者等約40名の参加者との間で活発な情報・意見交換がありました。
当協会が昨年初めて開催した、「放射線授業実践報告会(中学校版)」等を通じて知った中学での放射線教育の状況と比べると、高校の放射線教育の取組みは、学校により、また指導教員により内容に幅があるように思われました。
早稲田大学本庄高等学院の影森徹先生からは、生徒に教えるために、γ線探知機、GM管、α線探知機を自分で製作し、また、科学クラブで自立航行水中ロボットを製作したと発表がありました。同校では、放射線について、2年生の「物理基礎」で、3時限の授業をしています。1時限目は、「放射線に関する物理的な知識」を習得し、新聞に書かれていることが読み取れるようになることを目指し、2時限目は、「(簡易放射線計測器)はかるくん計測キットによる実験」、3時限目は、歴史教育としての放射線教育として、日本が戦前に行った二号研究(原子爆弾製造の研究)と原子力発電開発に関する授業および討論を実施しています。
影森先生からは、また、英国と日本の(放射線)教育の相違について説明があり、日本の教育が知識の伝達中心であるのに対し、英国では、基礎知識を踏まえ批判的に考察できること、議論に参加できるようになることを目指しているとのお話がありました。
福島県立田村高校の八巻(やまき)俊憲先生からは、福島第一原子力発電所事故前に、「物理」の授業でSTS(科学・技術・社会。科学教育の危機の対応策として、すべての人に適切な科学を与えることを目標とする、1970~80年代に米国で生まれた考え方)教材として「原子力」を取り上げ、科学的、社会的な観点から批判的に学習するための教材を作成したと紹介がありました。
田村高校は福島第一原子力発電所から50km圏内です。事故後、八巻先生が1年生の生徒に放射線についてアンケートしたところ、生徒の4人に1人は放射線について気にしている、半数以上の生徒が安全性についての説明や発表を信用できない、6割の生徒が将来を考えると不安と答えたということでした。
福島県立福島高校の原尚志先生からは、2007年にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定、2011年にSSH再指定、福島県内初のコアSSH指定を受けた同校の放射線教育の実施状況について紹介がありました。2011年から、総合学習の時間に、「放射線を学ぶ」科目を選択した1年生、2年生の生徒が放射線の基礎、福島での安全・安心、食品の汚染と内部被ばくに重点を置いて放射線について学習したと発表がありました。
原先生としては、現状把握のために放射線量の理解は必須ですが、単位の意味などを正しく理解することは難しいと感じているそうです。また、福島県の高校には、記録計のついた、廉価な放射線測定器が多数あるとよいとのお話しがありました。さらに、放射線測定体験は生徒にとり必須ですが、ホットスポット探しになったり、極大値だけに注目することになったり等、目的と異なる印象を生徒に与える可能性があり、注意が必要であると指摘されました。
今回の報告会の開催にあたっては、当協会のJAIF地域ネットワークメンバー、地方関係組織との協力関係や、他の放射線教育支援関係者等の人脈や情報交換ルートの助けを借りて、発表者の人選や参加者募集を行うことができました。当協会としては、これからもこれらのつながりを大事にして、情報交換や課題共有を通じて放射線教育の普及支援を続けていきたいと考えています。
報告会の様子 |
当協会はこのほど、2014年1月1日現在の世界の原子力発電所と核燃料サイクル施設の状況とデータをまとめた「世界の原子力発電開発の動向-2014年版」を刊
行しました。
世界の原子力発電所一覧表には、国別の各発電所の状況、炉型・原子炉モデル を始め発注・着工から営業運転までの年月や設備利用率、主契約者、供給者、運転サイクル期間等、広範な情報を網羅。また、米国、アジア地域での建設・運転
開始の状況、進展する新規導入国の計画に焦点をあてた世界の動きを掲載してい ます。
詳細はこちらをご覧ください。 http://www.jaif.or.jp/ja/news/2014/doukou.html
□冊子「あなたに知ってもらいたい原賠制度2013年度版」を刊行
当協会はこのほど、「原産協会メールマガジン」 2009年3月号~2014年2月号に掲載されたQ&A方式による原子力損害賠償制度の解説、「シリーズ『あなたに知ってもらいたい原賠制度』」を冊子(A4版386頁)にまとめました。頒布価格は、当協会会員2,000円、非会員4,000円(消費税込み)。
お申し込みは、(1)必要部数、(2)送付先、(3)請求書宛名、(4)ご連絡先をEメールで genbai@jaif.or.jp へ、もしくはFAXで03-6812-7110へお送りください。
詳細はこちらをご覧ください。
http://www.jaif.or.jp/ja/book/genbai/index.html
「あなたに知ってもらいたい原賠制度」の内容や原子力損害の賠償に関する疑問等はEメールで genbai@jaif.or.jp へお寄せ下さい。
□原産協会HP(一般向け)の更新情報 (http://www.jaif.or.jp/ )
*国内、海外ニュースは毎週および随時更新しております。
・学生のエネルギーに関する意識調査を実施 (4/23)
・「次世代を担う若者たちによるエネルギーワークショップ」を開催 (4/23)
・理事長メッセージ「トルコ共和国およびアラブ首長国連邦(UAE)との原子力協力協定承認にあたって」(4/18)
・第47回原産年次大会の講演資料を掲載(4/18)
・第47回原産年次大会における今井敬原産協会会長の所信表明(4/16)
・理事長メッセージ「重要なベースロード電源」としての役割を果たすために~エネルギー基本計画の着実な実現を~ (4/11)
・「世界の原子力発電開発の動向2014年版」を刊行 (4/9)
・理事長メッセージ『「福島第一廃炉推進カンパニー」設立にあたって~現場最優先で廃炉に向けた着実な進展を期待する~』 (4/7)
・『福島第二、女川、東海第二各発電所では、何故シビアアクシデントに至らなかったか?』(4/4)
・理事長メッセージ『田村市都路地区の避難指示解除にあたって』 (4/1)
・福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等の状況(随時)
・福島地域・支援情報ページ(随時)
地元自治体の動きやニュース、地元物産・製品等の情報を掲載中
・「日本の原子力発電所の運転・建設状況」を掲載(随時)
□JaifTv動画配信
・第54回 映画『パンドラの約束』-日本が考慮すべき側面 (4/1公開)
http://www.jaif.or.jp/ja/jaiftv/archive56.html
・第53回 映画『パンドラの約束』の魅力を語る (3/26公開)
http://www.jaif.or.jp/ja/jaiftv/archive55.html
□会員向けHPの更新情報( https://www.jaif.or.jp/member/ )
・「次世代を担う若者たちによるエネルギーワークショップ」を開催(4/23)
・第2回東アジア原子力フォーラムの開催 (4/20)
・【日本の原子力発電所の運転実績】3月分と13年度分のデータを掲載 (4/7)
□英文HPの更新情報( http://www.jaif.or.jp/english/ )
・Atoms in Japan:英文原子力ニュース(AIJ) (随時)
・Fukushima & Nuclear News (随時)
・Status of the efforts towards the Decommissioning of Fukushima Daiichi Unit 1-4 (随時)
[Information]
* JAIF President's Comment on Nuclear Cooperation Agreements with Turkey and UAE (4/18)
* Presentations of the 47th JAIF Annual Conference (4/18)
* JAIF Chairman's Address at the 47th JAIF Annual Conference (4/16)
* JAIF President's Comment on Energy Basic Plan (4/14)
* Press Release: JAIF Annual Report on World Nuclear Power Plants 2014 (4/9)
* JAIF President's Comment on Fukushima Daiichi D&D Engineering Company(4/8)
* Why Did Severe Accidents Not Occur at the Fukushima Daini, Onagawa and Tokai Daini NPSs? (4/4)
* JAIF President's Comment on Lifeted Evacuation Order for Miyakoji District, Tamura City (4/1)
*Nuclear Power Plants in Japan as of March 31, 2014 (4/1)
* Stress Test and Restart Status (随時)
* Current Status before and after the earthquake (随時)
* Operating Records of Nuclear Power Plants (随時)
* Developments in Energy and Nuclear Policies after Fukushima Accident in Japan (随時)
* Trend of Public Opinions on Nuclear Energy after Fukushima Accident in Japan (随時)
[福島事故情報専用ページ] 「Information on Fukushima NuclearAccident」 (随時)
[今井会長]
4/15~4/16 第47回原産年次大会(於:東京国際フォーラム)
[服部理事長]
4/6~4/9 ICAPP2014での講演に伴うシャーロット(米国)出張
4/14 東アジア原子力フォーラム(於:東京国際フォーラム)
4/15 参議院 外交防衛委員会に参考人として出席(於:参議院)
4/15~4/16 第47回原産年次大会(於:東京国際フォーラム)
[佐藤常務理事]
4/14 東アジア原子力フォーラム(於:東京国際フォーラム)
4/15~4/16 第47回原産年次大会(於:東京国際フォーラム)
4/17 JAIF地域ネットワーク意見交換会(於:東海大学校友会館)
代々木上原のお店紹介
◎「原産協会メールマガジン」2014年4月号(2014.4.25発行) 発行:一般社団法人 日本原子力産業協会 政策・コミュニケーション部(担当:木下、八十島) 〒105-8605 東京都港区虎ノ門 1-2-8 虎ノ門琴平タワー9階 TEL: 03-6812-7103 FAX: 03-6812-7110 e-mail:information@jaif.or.jp |
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