[原子力産業新聞] 1999年12月9日 第2016号 <2面> |
「青森大祭典」に44万5,000人昨年大好評を博した「活彩あおもり大祭典」が、今年も11月26〜28日の3日間、東京・文京区の東京ドームで開催された。 このイベントは、98年に同県が「文化観光立県」宣言をした事を機に開催を始めたもので、2回目の開催となった今回は入揚者数が述べ44万5,000人にのぼり、開催期間中の東京ドームでは、一時入場規制が行われるほどの大盛会となった。 当日の会場でまず特筆すべきは、広いグラウンド内にずらりと並んだ青森県の名物、特産品、工芸品などを直売する店舗ブースの数々と、それを埋め尽くす新鮮な同県の名物・特産品などを求める来場者の群れで、その活況ぶりたるや、広大なはずの東京ドームが手狭に感じられる程であった。一方で、県内の文化財や県出身の文化人などを紹介する「観光・文化」のコーナーも非常に好調で、県内各地の観光パンフレットなどを手に、「冬休みには行ってみようよ」などと相談している親子連れの姿も、そこここに見受けられた。 また、イベントの華ともいえる青森ねぶた、弘前ねぷたといった県内の祭りを紹介・実演する「お祭り活彩広場」では、青森県4大祭りの4つの山車が練り歩くパレード「お祭り大共演」など迫力有るステージが展開され、来場者たちの度肝を抜くなど、3日間のイベント期間中を通じて、青森県の底力を来場者に深く印象付けた。
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