[原子力産業新聞] 1999年12月9日 第2016号 <3面> |
ブルガリア原子力学会、原発存続で国民投票を要請ブルガリア国民がコズロドイ原子力発電所の存続を求めていることを示すため、同国原子力学会が国民投票の実施を政府に提案しようとしていることが11月末の報道で明らかになった。 この見解は同学会の年次大会で示されたもので、欧州連合(EU)へのブルガリアの加盟交渉を始める条件の一つとしてEU側が旧型原子炉であるコズロドイ原発1〜4号機の早期閉鎖を要求していることに鑑み、ブルガリア国民が同国原子力産業界に対していかに絶大な信頼と支援を寄せているという事実をEUに示すために国民投票を実施すべきだと提案。公開書簡を同国首脳陣に送ることで意見が一致したとしている。
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