[原子力産業新聞] 2000年1月5日 第2019号 <6面>

[中部原子力懇談会] アイソトープ・放射線利用「促進セミナー」開催

2月18日、名古屋市

日本原子力産業会議・中部原子力懇談会は2月18日、名古屋市中区栄の名古屋商工会議所第5会議室で「第35回 RI・放射線利用促進セミナー」を開催する。

原子力利用の一方の柱であるRI放射線利用は生活に密着し幅広く利用されているが、原産の地方組織である中部原子力懇談会では事業活動の一環として中部地区におけるR1・放射線利用の利用促進を図っている。同セミナーは、各分野にわたるRI・放射線利用の最新の技術情報を提供し、管理の充実および日常の業務に役立ててもらう目的で毎年開催しているもの。

プログラムは、午前の部を川本淳一・中日本自動車短期大講師が、午後の部を森千鶴夫・名古屋大名誉教授が座長を務め、医学、理工学、農学、行政等各分野にわたる講演が行われる。講演内容は、「RI・放射線の自動車産業分野への利用の現状と展望」(山本匡吾・豊田中央研究所主任技師)、「放射線滅菌の現状と展望」(武久正昭ラジエ工業専務)、「がんのRI治療の現状と展望」(日下部きよ子・東京女子医大放射線科教授)、「最近の放射線安全行政について」(下村和生・科技庁放射線安全課長)などの講演を予定。

参加費(講演抄録集含む)は無料。参加申込は2月4日まで、問合せ・申込みは同懇談会(電話 052-223-6616)まで。


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