[原子力産業新聞] 2000年1月20日 第2021号 <2面> |
露社首脳、日本のウラン濃縮市場に期待ロシア原子力省傘下で原子力機器・サービスの輸出を行っているテクスナブエクスポート社の首脳は11日、原産会議を訪問した。 同社のA・シンキン名誉総裁は、原産首脳との懇談の中で、今後、日本を中心とするアジア市場を視野に入れたロシア原子力機器・サービス提供の強化を図るため、ロシアのウラン原料、濃縮役務、安定同位元素等の供給網を戦略的に拡大していくことを説明し、特に日本のウラン濃縮市場に大きな期待をかけていることを表明した。 一方、欧州でも、近々、ベルギーに合弁会社を設立し、アジア市場と並行して、燃料の供給力を強化していく計画を明らかにした。
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