[原子力産業新聞] 2000年1月27日 第2022号 <4面>

[原安協] 「第11回原安協シンポジウム」開催

 原子力安全研究協会は2月8日、「第11回原安協シンポジウム」を東京都千代田区平河町の都市センターホテルで開催する。今回は「放射線事故による患者の医療を考える」をテーマに、JCO臨界事故の経験を踏まえて緊急被曝治療に関する講演やパネル討論が行われる。

 同シンポジウムの第1部では、青木芳郎原子カ安全委員が「緊急被曝医療とは」と題して基調講演するほか、放射線事故時の医療システムの現状」(鈴木元放射線影響研究所臨床研究部長、「ウラン加工施設の臨界事故と医療――経験と課題」(衣笠達也三菱重工神戸病院外科医長)の講演を行う。第2部では、前川和彦東大医学部教授を座長に「放射線事故による患者の医療を考える」と題したパネル討論を行う。パネリストは第1部で講演を行う衣笠、鈴木両氏のほかに、石田尚美松江赤十字病院内科部長、道家義和中部電力浜岡診療所長、林直美JNC東海事業所線量計測課長を予定している。

 参加賞は2,000円。参加申込み締切りは2月1日。参加申込み・問合せは、同協会(電話03-547O-1985)まで。


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