[原産・原動研] 臨界事故でセミナー

　日本原子力産業会議の原子動力研究会(大山彰会長)は１４日、「JCO事故を考える会」セミナーを東京港区の原産会議室で開催した。NSネットの協賛の下に開いたセミナーには電力・メーカーなどから７０名を超える社員等が参加した。

　セミナーでは、NSネットの梅津皙事務局長がNSネットの設立と活動の現状について紹介。続いて「核燃料サイクル入門と事故の特徴」(神山弘章原動研・放射能システムグループ主査)、「安全対策の考え方」(星蔦雄・原子炉安全グループ主査)、「放射線の人体への影響」(横地明保健安全グループ副主査)、「社会的影響――経済的影響、国際的影響」(武井満男・経済/環境グループ主査)――の４つのテーマ毎に原動研主査らから報告が行われた。