[原子力産業新聞] 2000年3月23日 第2030号 <4面>

[JNC] ISOの登録認定

 核燃料サイクル開発機構(JNC)の人形峠環境技術センターは2月10日、ISO審査機関の日本環境認証機構から「ISO14001」の登録認定を受けた。98年以来、環境方針を制定するなど取得を目指してきたもので、ISO認定は昨年の「ふげん」に続いて2番目。

 「ISO14001」は、国際標準化機構の定める環境管理システムの規格で、事業活動が地球環境に与える負荷を低減するため策定したシステムの仕様について、条件を満たしたものに対し与えられるもの。

 同センターは昨年には、これまで行ってきたウラン探鉱・濃縮等に供してきた設備の解体に今後入っていくことから、方針を制定して環境保全に努めてきた。今回のISO取得を受けて、サイクル機構では今後の活動の励みになるとともに、業務のよりよい改善にも資するとの考えを示した。さらに、環境に配慮し廃棄物量の削減とリサイクル活用を目標に、一層の環境保全と安全確保に努力することを約束した。


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