[原子力産業新聞] 2000年3月30日 第2031号 <6面>

[科技庁] 廃棄物管理施設、定検結果は良好

 科学技術庁は2日、3.7テラベクレル以上の核燃料物質等を扱う特定廃乗物管理施設の99年度定期検査結果および廃棄物埋設・管理施設などの98年度の放射線業務従事者被曝管理状況・廃棄物管理状況を、原子力安全委員会に報告した。

 まず、特定廃棄物管理地設定検では、日本原子力研究所大洗研と日本原燃再処理事業所の関連施設・設備の性能について、全検査項目で良好。また、廃棄物埋設・管理施設、核燃料施設、試験研究炉施設の放射線業務従事者の線量当量については、いずれの施設でも法令に定める限度50ミリシーペルト/年を十分下回っている。一方、廃棄物管理状況では、原燃濃縮・埋設事業所(最大埋設能力は200リットルドラム缶で40万本)の98年度末累積埋設量は同12万800本などといったデータが出ている。


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