[原子力産業新聞] 2000年4月13日 第2033号 <6面> |
[世界エネ会議] 10月に「アジア・太平洋フォーラム」「21世紀のエネと環境」日本動力協会内にある世界エネルギー会議(WEC)日本国内委員会は10月18日、19日の両日、「WECアジア・太平洋地域フォーラム」を東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催する。これは日本動力協会の50周年記念行事として行われるもので、「21世紀におけるエネルギーと環境−アジア・太平洋地域の課題と協力」がテーマ。WEC加盟のアジア・太平洋地域13か国と地域が参加して、エネルギー需要および環境制約が増大するこの地域の課題について共通認識を深めるとともに解決への方策を論じ、今後の地域協力へのあり方を探ることを目的としている。 同フォーラムの「開会セッション」では、深谷隆司通産相の来賓挨拶のほか、同地域のエネルギー問題や産業の構造改革、環境問題などについての基調講演、WEC執行理事会元議長のゲルハルト.オット氏による「エネルギー産業における世界の規制緩和の状況と意義」と題した特別講演を予定している。その他、「エネルギー産業の構造改革」と「地球・地域の環境保全」の二つを柱として、各テーマごとにパネルセッション等を設けている。参加国・地域はオーストラリア、中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、モンゴル、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ。その他、IAEA、世界銀行、アジア開発銀行などの参加を予定している。日英同時通訳 登録受付開始は5月の予定。会議参加費は8月31日までの申込み4万円、9月1日以降の申込み5万円、同伴者1万5千円。また会議翌日の20日に行う施設見学(Aコース・ガスの科学館、富津火力発電所、新エネルギーパーク、Bコース・柏崎刈羽原子力発電所)の参加費はAコース2千円、Bコース5 千円。 問合せは日本動力協会内WEC日本国内委員会(電話03-3451-1651)まで。
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