[原子力産業新聞] 2000年4月27日 第2035号 <2面>

[JCO臨界事故] 評価尺度は「レベル4」に

科学技術庁は24日、昨年9月に起こったJCO臨界事故に関する国際原子力事象評価尺度(INES)を暫定値どおり「レベル4」とすることを原子力安全委員会に報告した。近くIAEAに通知する。原子力安全技術センターの原子力施設事故・故障等影響度評価委員会が決めた。

「レベル4」は「所外への大きなリクスを伴わない事故」に相当するレベルで、今回は施設外への影響については@放射性物質の外部放出は微量でレベル3以下だったA施設外の住民等の線量評価と施設内への影響はレベル4に相当−としている。


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