[原子力産業新聞] 2000年4月27日 第2035号 <4面>

[ITER] 非公式政府間協議で初会合

国際熱核融合実験炉(ITER)非公式政府間協議(EX)の初会合が13、14日、参加各極出席のもとロシアのモスクワで開かれ、6月の第2回に向けて中間報告書ドラフト作成に当たる常設サブグループを組織することなどを決めた。

EXはITER共同実施取り決めの主要事項に関する共通理解を構築することを目的とする非公式な協議の場。今回置くこととなったサブグループは、各極最大4名のメンバーで構成され、必要に応じ専門家が加わリ、報告書のほか2001年7月の工学設計活動終了以降で必要な、国際的な技術的活動の内容検討を行う。EXは12月に最終報告書を取りまとめる予定。


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