[原子力産業新聞] 2000年5月11日 第2037号 <1面>

[原産] 来年の原産年次大会は青森市で4月25日から

森一久原産会議副会長は4月28日、原産年次大会東海大会後の共同記者会見で、来年の第34回原産年次大会を4月25日(水)から27日(金)の3日間、青森市の市文化会館で開催することを明らかにした。

また同記者会見に臨んだ対上達也東海村村長は、終わったばかりの東海大会について、「緊張したし、疲れたが、地元ばかりでなく外部からも多くの参加者を得て東海村の将来展望について聞いてもらい、励ましだった。感謝したい」との感想を述べた。記者からの「原子力施設は迷惑施設か」との質問には、「村は原子力の発祥の地。『迷惑施設だ』と考えている人もいるが、私はそう思っていない。どう原子力施設に向き合うかが大切だ」と語った。さらに臨界事故に触れ、「事故を無駄にしたくない。原子力関係者はこの事故を原点として捉え、取り組んでもらいたい」と要望した。


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