[原子力産業新聞] 2000年5月11日 第2037号 <2面>

[原子力安全委員会] 「意見・質問箱」を開設

公表し、回答も用意

原子力安全委員会は1日、原子力安全確保や同委の活動に対して、国民から随時意見・質問を受ける「原子力安全意見・質問箱」を開設した。寄せられた意見等は適宜、委員会の活動に反映させていくとともに、これらへの回答を含めてホームページ(HP)やPR施設で公表する。

安全委はこれまで、各種の報告書の決定等に先立つ意見募集や回答・資料提供など、情報公開を進めてきた。今回の質問箱設置は1月の委員会決定に基づき、情報公開をさらに促進し一層国民に開かれた委員会としていくために行われたもの。

意見等は、電子メール、郵送、FAXで受け付けるが、これらへの回答は個別には行わず、HP等で定期的に公表し、併せて原子力公開資料センター、原予力発電ライブラリー、原子力文化振興財団などで閲覧できるようにする。

意見は、氏名・連絡先(住所・電話等)・職業・年齢・性別を書き、「意見」か「質問」かを明示し、800百字以内でまとめる。宛て先は、電子メールは oqbox@nsc.jst.go.jp 。HPは http://nsc.jst.go.jp/ 。FAX、郵送の場合は、原子力安全室「原子力安全意見・質問箱」(FAX 03-5511-O1O1、〒100-O013 千代田区霞が関3−8−1 虎ノ門三井ビル)に送付する。


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