[原子力産業新聞] 2000年5月11日 第2037号 <2面> |
[JCO] 木谷社長1日付で退任東海事業所長も交代ジェーシー・オー(JCO)は1日付けで、木谷宏治社長が退任し、後任に親会社の住友金属鉱山の稲見智之常務取締役エネルギー・環境事業部長が就任するトップ人事を行った。また東海事業所の越島建三所長も同日付けで退任し、新所長には住友金属鉱山から昨年10月、JCOに出向した田中忠三郎氏が就任した。 臨界を起こしたウラン溶液の搬入がこのほど完了し、近隣の住民や企業への補償問題にも目処がついたことなどを受けたもので、同社では、今後とも「企業行動計画」に示した、ウランの早期引き渡しやウラン廃棄物等の管理、管理区域の維持管理など現場の安全管理や残された補償問題の解決に取り組んでいくとしている。 また、同日付で組織変更を行い、従来の「相談窓口」は新「相談センター」(フリーダイヤルは従来通り・0120−300−547)の機能として東海事業所内に移設された。
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