[原子力産業新聞] 2000年6月15日 第2042号 <面> |
[富士電機] 中期ビジョン、05年度売上げ1.4倍「持ち株会社」志向に富士電機の沢邦彦社長は7日、「顧客に最大の満足を提供する会社」を目指し、カンパニー制の徹底とコーポレートガバナンスの強化等を図ることによって、現在の売上高8,800億円を2005年度には約1.4倍の1兆2,000億円に増大していくなどとした同社の中期経営ビジョン「S2−プラン」を発表した。 同社グループには社内4カンパニーとその他の分野を担当する関係会社グループがある。新しい経営システムとして@同社の経営は持ち株会社を志向Aカンパニー制を強化し、カンパニーは自律性を高め、それぞれに独立会社として「業界最強の専業」を目指すB単独でトップが困難なものはアライアンスによりトップを狙える位置を確保するか、撤退かを選択する−などを掲げた。これらにより連結の経常利益を今年度目標160億円から2005年度には600億円を実現したいとしている。
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