[原子力産業新聞] 2000年6月29日 第2044号 <2面> |
[科技庁] 全国で廃棄物シンポ来月15日、川崎市で開催科学技術庁は「放射性廃棄物シンポジウム」を来月の川崎市を皮切りに、9月までに全国7か所で開催する。このシンポは、放射性廃棄物処分への取り組みについて、一般の人々に関心を持たせ広く議論されるよう、原子力委員会専門委員等の参加も得て、150名程度の参加者を募って行うもの。シンポは、一昨年度からこれまで計8回開催されたが、今年度は9月までに川崎市、佐賀市、高松市、高崎市、盛岡市、長崎市、和歌山市の順に、それぞれ各地域からもパネリストを募って、廃棄物処分への取り組みの説明や意見交換により理解を求めて回る。年度内には計15回程度開かれる予定。 今年度はまず、7月15日に川崎市産業振興会館で開催。小沢遼子氏(社会評論家)をコーディネーターとし、特別パネリストに作家の~津十月(こうづかんな)氏を招いて、原子力委専門委員の神田啓治京都大学教授との対談を行う。また28日には佐賀大学(佐賀市)で、テレビキャスターの山本華世氏をコーディネーターに、中村政雄元読売新聞論説委員らを招き開催する。問合せは、放射性廃棄物シンポジウム事務局(〒100-0004 千代田区大手町2−3−6 三菱総合研究所ビルヂング内、電話 O120-3277-02)まで。
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