[原子力産業新聞] 2000年7月6日 第2045号 <3面> |
[カナダ] コジェマとカメコ社、2鉱山で操業開始式典カナダの大手ウラン生産業者であるカメコ社とカナダに本部を置くコジェマ・リソーシズ社(フランス核燃料公社のウラン生産子会社)はこのほど、マッカーサーリバー鉱山とマクリーンレイク鉱山の正式な操業開始を記念する式典を行った。 世界でも最大のウラン鉱床と言われるマッカーサーリバーでは、すでに昨年12月から試験的な採掘を実施していたほか、マクリーンレイクでも過去12か月間に小規模な採掘作業を実施。今後は営業規模の実質的な採掘が行われる。マッカーサーリバーの権益の7割はカメコ社が所有し、コジェマは残り3割の権利を握っている。一方、マクリーンレイクではコジェマが7割の権益を保持しているほか、デニソン・マインズ社が22.5%、日本の企業連合であるOURDが7.5%の権益を所有している。 カナダではこのほか、五つのウラン鉱が操業中だが、いずれも生産量の低下が指摘されている。
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