[原子力産業新聞] 2000年7月13日 第2046号 <1面>

[抱負] 原子力委員長、大島長官

原子力開発利用を着実に推進

 大島理森科学技術庁長官・原子力委員長は11日、就任後初めて委員会会合に臨み、「エネルギー資源の乏しいわが国では、原子力開発利用の着実な推進を図る必要がある」との見解を示した。その際、安全確保を大前提として、昨年の臨界事故で失った国民の原子力への信頼回復に努めることを強調したほか、エネルギー利用にとどまらず、多様な先端研究開発を切り開いていく、などと抱負を述べた。


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